Akio Nagasawa Gallery Aoyamaこの度、Akio Nagasawa Gallery Aoyamaは、アントニー・ケアンズ個展「PXL CTY」を開催致します。
アントニー・ケアンズ(Antony Cairns)は1980年ロンドン生まれのアーティストで、ヨーロッパや米国、日本など世界各地で作品を発表し、現在はロンドンを拠点に活動をしています。
AKIO NAGASAWA GALLERYにおいて3回目の個展となる本展では、昨年末にヨーロッパ写真美術館(MEP、パリ、仏)で開催され好評を博した個展「PXL CTY」を再構成した東京ヴァージョンを展覧致します。
ケアンズは、通常時代遅れだと考えられている技術や手法−PXL2000ビデオカメラやコンピュータパンチカード、COBOLコードなど−を使用し、まず写真や映像を撮影した後、そのイメージに対して着色したり歪めたりしながらイメージを再構築し、構造として“読み取りにくく”することで、SFや近未来を想起させられる新たな虚構の都市風景を創出しています。その時、ケアンズの作品は、都市環境と私たち人類の関係性や、テクノロジーによって形成された私たちの都市に対する認識についての批評として機能するでしょう。
会場では、既刊作品集も販売致します。また、3月30日(木)〜4月28日(金)にAkio Nagasawa Gallery Ginzaでもアントニー・ケアンズの過去作品を展覧致します。