PUBLICIS WALL GALLERY5月18日(月)~6月19日(金)まで開催する第25回目は、陶芸家・元場葵による作品を展示いたします。元場は2022年に東京藝術大学美術研究科陶芸専攻を修了。抽象と具象を往復する独自のアプローチを通じて、身体の内側にある感覚や記憶をかたちとして引き出す表現を試みる作品を精力的に発表し続けている今注目の若手作家です。今回は陶という素材を使いながらも、彼女の身体の内側にある感覚や記憶をかたちにしたオブジェクト作品を展示します。いずれも、外側は皮膚のように滑らかでありながら、内側に空洞を抱えた独特の構造を持ち、どこか「生と死のあいだ」を感じさせる存在です。そのかたちは心臓や子宮といったイメージから始まり、やがて枕や革靴といった身近なモチーフへと展開されています。一見すると静かでミニマル。しかし近づくほどに、質感や構造の違和感が立ち上がり、見る人それぞれの身体感覚や記憶を呼び起こします。見慣れたかたちの奥に、どこか説明のつかない気配が潜んでいる──そんな体験を、ぜひ会場でご覧ください。
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