「アーカイブルーム2024　ピックアップアーティスト：伊吹拓」

ブルームギャラリー

終了しました

アーティスト

伊吹拓

ブルームギャラリーは、2024年9月21日(土)より、新プロジェクト「アーカイブルーム」のお披露目展覧会として、関西を拠点に活動する画家・伊吹拓氏を選出し、彼のごく初期の写真や絵画作品、関連資料を中心にご紹介いたします。

「アーカイブルーム」は、思い出や作品を次世代に伝えるためのフォトアーカイブプロジェクトです。ブルームギャラリーの15周年を記念してスタートしたこのプロジェクトは、ギャラリー運営で培った経験とネットワークを活かし、写真というメディアの可能性を追求しています。デジタル時代において写真が身近になる一方、振り返る時間が失われがちです。
そこで「アーカイブルーム」では、写真プリントを活用した「マイコレプリント※」を用い、作品や個人の思い出、文化資源を後世に残す新たな整理法を広めています。

プロジェクト1年目の2024年は、画家・伊吹拓氏をピックアップし、彼の大学院時代までの初期作品にスポットを当てます。ブルームギャラリーの展示空間を「Archive Room」と捉え、作品や資料の展示をご覧いただく中で、伊吹拓の創作の背景や源、軌跡をたどることができます。また、「マイコレプリント※」を用いたファイリングシステムも併用することで、過去から現在に至るまでの作品の推移を垣間見ることができます。

本展の目的は、作品とご自身との対話を楽しむ贅沢なひとときを提供することです。単に作品を鑑賞するだけでなく、来場者が自身の感覚や想いを照らし合わせながら、伊吹拓の作品と向き合うことで、新たな気づきや発見を得られる場を目指しています。忙しい日常の中で後回しにされがちな、自身の活動やルーツ、そして大切にしていることを再認識する機会は、とても大切であり、豊かな時間であると考えます。 16年目を迎えるブルームギャラリーの新たな試みに、ぜひご期待ください。

※マイコレプリントとは
ブルームギャラリーが考案した、写真プリントを用いて思い出や作品を整理する体験サービス。デジタル銀塩プリント方式を採用し、撮影したままの比率で写真を美しくプリントするほか、見やすく整理できるファイリングシステムを取り入れており、お気に入りの写真を集めて、自分だけの「 My Collection」を作る感覚でスッキリと整理することができます。

スケジュール

2024年9月21日(土)〜2024年10月26日(土)