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「ART BOOK presentation “OUR ENERGY”」

ペーパーボイス ヴェラム(PAPER VOICE VELLUM)
終了しました

アーティスト

池田琴葉、伊藤千晴、河合俊季、神林万柚子、木之下一愛、黒木里帆、小林愛里、鈴木雅也、福永彩乃、松尾侑樹、松沢美羽、松野一登、水谷日向子、吉田美結、塚田優子、山田尊康、遠藤一成、佐久間友香
この度、名古屋芸術大学芸術学部芸術学科デザイン領域ヴィジュアルデザインコース3年時の授業「アートブック」の成果展示を行います。2023年度は株式会社資生堂 花椿編集室編集長の塚田優子氏、アート&ヘリテージマネジメント部の山田尊康氏を特別客員教授に迎えて、花椿最新号と同じ「OUR ENERGY 」というテーマで制作を行いました。

資生堂の方々と授業を行なっていく中で、「学生たちの美に対する意識の醸成」を図ると共に、「既成概念を壊す」「感性や直感を優先する」「無駄を大事にする」「時間をかける」「思いを言語化する」などをキーワードとして、一般的なデザインの制約に囚われないアートブックを制作することにより「柔軟な思考力の獲得」、「表現に主体をおいた制作方法の獲得」、「プロトタイピングにより感性と論理性を行き来させながら制作する方法の獲得」、「必要なリサーチや技術習得を通じて表現まで定着する力の獲得」を授業の到達目標としました。

授業概要としては、実技前に株式会社資生堂アート&ヘリテージマネジメント部の住薫子氏と山田尊康氏による講義において資生堂の150年の歴史や企業哲学、プロダクトから見る美意識を学び、実技導入では塚田優子氏による花椿編集室の「編集の視点」を教授する講義や、山田尊康氏による資生堂のアイデンティティを体感する「資生堂書体」のワークショップ等を行いました。また、さまざまなファンシーペーパーを使用した、既成概念を外し思考を柔らかくするための「感覚的」「身体的」アプローチに主眼においたワークショップも行い、手を動かすことによる気付きの実感を目指しました。その後、3週間にわたる1週毎のプロトタイプ作成、中間プレゼンテーションを経て、各自アートブックの制作に入りました。完成した学生達の個性的なアートブックは2024年1月の学内レビュー展で発表しました。

今回、平和紙業のヴェラム ギャラリーでは学内発表から選抜された14名の学生と特別客員教授の塚田優子氏、山田尊康氏、担当教員である遠藤一成、特別参加で日本画家の佐久間友香氏の18名が授業内で制作したアートブックと、この展示のために制作したポスターを合わせて展示します。

スケジュール

2024年5月14日(火)〜2024年5月23日(木)

開館情報

時間
9:0017:00
休館日
土曜日、日曜日、祝日
入場料無料
会場ペーパーボイス ヴェラム(PAPER VOICE VELLUM)
https://www.heiwapaper.co.jp/shop/nagoya.html
住所〒460-0003 愛知県名古屋市中区錦1-3-7
アクセス地下鉄桜通線・鶴舞線丸の内駅6番出口より徒歩1分
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