終了した展覧会・イベントです
[画像: Bard’s Eye © Tatsuya Kitao / M84 「アートの競演 2022秋思」M84賞の受賞作品]

「アートの競演 2023春光」

Art Gallery M84
終了しました

アーティスト

宇津井志穂、谷明、豊吉雅昭、北尾辰也、三輪浩光、冨田陽子、野田光治、YU-KI
Art Gallery M84は、2023年4月17日(月)より新たな写真展『アートの競演2023春光(しゅんこう)』を開催致します。

今回の作品展は、Art Gallery M84で第126回目の展示として実施する一般公募展です。M84開設1周年を記念して開催した写真展「人それぞれ」、その後、名称を飾りたい写真展『アートの競演』に変更して年に2回開催。今回は、開設10周年を記念して、大判作品でのチャレンジも目指して、タイトルから「飾りたい」を削除して新たな写真展『アートの競演』に変更しました。通算18回目の開催となります。

作家本人がアートと思う作品です。アートは「オドロキ」なのです。これはなんだと考えさせるなんとも不思議な作品、今まで見た事の無い美しい作品、ずっと眺めていても飽きない作品、見ているだけで癒される作品など、あなたの感情や感覚を揺れ動かすお気に入り作品に出会えるチャンスです。見る人に理解されない作品もあるかもしれません。作家は、感情や感覚を表現する事が大切です。誰かが作品を見て絶賛したとしても、他の人もそう思うとは限らないのです。アートは主観的であり、美は見る人の心の中にあります。お互いのアート性を競っているかのような、写真を芸術として創作した約16点の作品を展示いたします。

前回ご来場のお客様から言われた事が、「アート作品なのに、いまだにピントが合っているかどうかなどが問われ、制約が多い日本。巷の写真展ではリアルな写真ばかりの中でアートな作品が浮いてしまう。この展示の様にアートの写真をもっと解って欲しい。もっと自由に好きなものを撮りたいです。」との事。1800年代末期の欧州で、写真はその記録性のみが注目され、芸術作品としての認識や評価はなされておりませんでした。そんな中で写真を芸術と認知させるべく、絵画的な写真を目指す動きが広がりました。そのピクトリアリズム活動と長期に渡るフランス写真協会への働きかけの結果、1924年にフランス写真協会はフォト・クラブ・ド・パリと協力して「写真芸術展」を開催しました。写真展『アートの競演』は、日本の現写真分野において芸術作品の位置付けがどの様になっているのだろうかと考えるきっかけになればと思っています。そして、写真の価値を高めたいと思い開催しております。

前回のM84賞受賞作品は、ドローンを用い俯瞰アングルによる自然の造形をテーマに制作された作品ですが、自然の造形に人工物の造形を加え対比させています。自然の造形はミクロ的には常に変化していますがマクロ的には変化がないように見えます。そして継続的です。人工物の造形はシンプルで力強いものですが、やがて崩れていきます。この二つの対比を自由に感じて頂ける作品です。

今回も次の賞(M84賞、Customer賞、フレームマン賞)を設定しておりますが、最終日に公表の予定です。賞に輝くと個展又は二人展が開催できます。気に入った作品が見つかってご購入に至らなくても、今回もお客様に作家へのメッセージを会場で投稿頂き、4月27日末時点の投稿数でCustomer賞を決定致します。

[関連イベント]
1. 作品説明
日時: 4月17日(月)18:00~
2. 賞状授与
日時: 4月29日(土)16:00〜

スケジュール

2023年4月17日(月)〜2023年4月29日(土)

開館情報

時間
10:3018:30
最終日は16:00まで
休館日
会期中無休
入場料500円
会場Art Gallery M84
http://artgallery-m84.com
住所〒104-0061 東京都中央区銀座4-11-3 ウインド銀座ビル 5F
アクセス都営浅草線・東京メトロ日比谷線東銀座駅A7出口より徒歩1分、東京メトロ有楽町線銀座一丁目駅11番出口より徒歩5分
電話番号03-3248-8454
関連画像

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