James Jarvis(ジェームス・ジャービス)は、1970年生まれ、イギリスのロンドンを拠点にイラストレーターとして、アーティストとして活動しており、Amos、NIKE、ユニクロ、IKEAなどとのコラボレーションを通じて、日本国内でも広くその作風は知られています。哲学的な思考、多種多様な言語、歴史、社会的な問題から、ポピュラーカルチャー、アート、建築、スケートボーディングまで、そうした関心を背景として描かれたキャラクターたちは、極端に簡素化されているにも関わらず、実に雄弁に、コミカルに、そしてアイロニカルに、わたしたちの姿を映し出します。
Oliver Payne(オリバー・ペイン)は、キングストン大学芸術学部を卒業、現在はアメリカのロサンゼルスを拠点に活動するイギリス出身の作家です。1990年代後半からニック・ラルフとのコラボレーションアーティストとして活動し、2009年以降はソロアーティストとして、テレビゲームやパンクロックシーンなど、サブカルチャーを土台にした作品を制作し続けております。
Jess Johnson(ジェス・ジョンソン)はNY在住のニュージーランド人アーティストです。近年、Heide Museum of Contemporary Art(2019、オーストラリア)、 Tauranga Art Museum(2019、ニュージーランド)、Christchurch Art Gallery(2018、ニュージーランド)、National Gallery of Australia(2018、オーストラリア)と精力的に数多くの展覧会を行っており、特にサイモンウォードとのコラボレーションによって生まれた・VR(ヴァーチャル・リアリティー)作品は、テクノロジーとイマジネーションが融合した新しいアートの形として大きな注目を集めています。本展ではそのVRの元として描いている彼女のドローイングシリーズを発表いたします。
Matthew Palladino(マシュー・パラディーノ)はアメリカのサンフランシスコ生まれ、California College of Arts を卒業し、現在はボリビアで制作活動をしております。パラディーノの作品は、次元を通過する試みとして解釈ができます。若い頃に漫画やゲームのグラフィック的なイメージの影響を受けたパラディーノの作品は、グリッド状に整理された配置、グラフィカルなグラデーション表現、ビビッドな色彩、強制的な視点の平面化といった構造を意図的に採用します。果物、植物、置物、動物、キャラ、人影などが整理されて配置された幻想的な水彩絵画は、その緻密さゆえにデジタルの精度を私たちに連想させます。一方で、3DCGと3Dプリントの技術を用いた半立体作品は、アナログとデジタルの境界を横断します。
Ryan Schneider(ライアン・シュナイダー)はインディアナ州インディアナポリスで生まれ、The Maryland Institute College of Artで学士号を取得しています。シュナイダーの作品は、暮らし、働いているカリフォルニア州ジョシュアツリーの牧歌的な生態系と、木の精霊の神話やドイツ表現主義を反映しています。彼が生み出すシャープな木彫のフォルムと鮮やかな色合いは、自然界の穏やかで原始的な魅力を表しているかのようです。
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