Shun Art Gallery Tokyoこのたび Shun Art Gallery Tokyo では、2026 年 6 月 27 日(土)から 7 月 26 日(日)まで、生命の痕跡を幾重にも重なる線と色彩によって描き出すアーティスト、ayaka nakamura の個展『風の吹くところ Presence』を開催いたします。
風は、目には見えない。しかし、その揺らぎや気配によって、私たちは確かに「存在」を感じることができる…
ayaka nakamura は、「存在とは他の生命の存在によって生まれる」という感覚を起点に、絵画・映像作品の制作を続けています。画面上に重ねられた無数の線、青を基調とした揺らぎある色彩、そして有機的に広がるマチエールは、自然や記憶、生命の循環を想起させます。
本展では、新作を中心に、作家が近年探求してきた“生命の気配”をテーマとした作品群を発表いたします。その画面は、風景や自然そのものを描くのではなく、そこに流れる気配や記憶、目には見えないエネルギーを映し出します。
抽象表現でありながら、作品は鑑賞者それぞれの内側に眠る風景や感覚を呼び起こし、静かな対話を生み出します。具体的な形態を超えながらも、私たちの身体感覚や記憶と深く結びつき、目には見えない「存在」の輪郭を浮かび上がらせます。
作品の前に立つとき、鑑賞者は自身の内側に眠る感覚や記憶と静かに向き合うことになるでしょう。風が吹き抜ける瞬間のように、触れることはできなくとも確かに感じる“Presence”。
本展が、日常から少し離れ、見過ごされている感覚に耳を澄まし、自身の感覚へと意識を向ける時間となれば幸いです。
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