終了した展覧会・イベントです

「渉るあいだに佇む - 美術館があるということ - 」

茅ヶ崎市美術館
終了しました

アーティスト

やんツー、 菅野創、 藤原大、 若見ありさ、 小川敦生、 鵜飼美紀、 森若奈、 高尾俊介、萬鉄五郎、 速水御舟、 小山敬三、 八木重吉、 三橋兄弟治、 井上有一
美術館があることってなんでしょう。茅ヶ崎に美術館が開館したのは、今から25年前。これまで茅ヶ崎にゆかりのある作家の作品を多く所蔵してきました。さらに近年では、同時代を生きるアーティストと展覧会を開催し、地域に関連した作品を増やしてきています。制作された時代も、形態も異なるそれらの作品には、その時々のアーティスト自身の関心事や、物事の捉え方、思考の跡が見てとれます。その一方で、作品の見え方は、見る人の状況、社会情勢によっても変わっていきます。身近なところでいえば、その日あった出来事や心の状態、晴れや曇りなどの天候の変化まで含み、瞬間ごとに変わっていくでしょう。そのように揺れ動くものの中で、ふと立ち止まり、自分や他者の考えの中に身を置いてみる。美術館は、多くの物事が急速に変化する時代のはざまで、佇むことができる空間なのかもしれません。
本展覧会では、子どもと大人が展示室の巨大な壁面と対峙して出来上がった作品、茅ヶ崎に落ちていたゴミでつくられた作品 、まちのシンボルである烏帽子岩をモチーフにした作品、天候や時間によって変化しつづける作品、美術館を訪れる人々や周辺に暮らす人の声を集めた展示など、茅ヶ崎市美術館のために制作された作品とともに美術史に残るゆかりある作家の作品が展開されます。作品と作家、時代と社会、他者と自分、過去と未来。さまざまなものやことのあいだに佇み、一人ひとりの美術館での時間を過ごしていただけたら幸いです。 そして、25年をひとつの節目に、地域に美術館という場があることについて、来館者のみなさんと一緒に考えることができたらと思います。

[関連イベント]
美術館の建築ディテールツアー
ゲスト: 新倉隆(洋建築企画チーフデザイナー/一級建築士)
日時: 2023年4月22日(土) 14:00-15:30
会場: 美術館館内
定員: 20名(申込制/先着順)
料金: 500円
アウトリーチ・トーク
1. 「作家ゆかりの地、文化人を呼び寄せた『南湖院』」
ゲスト: 平山孝通(茅ヶ崎ゆかりの人物館学芸員)×小川稔(当館館長)
日時: 2023年4月23日(日) 14:30-16:00
会場: 南湖院記念 太陽の郷庭園 ※雨天の場合は、美術館アトリエにて開催
定員: 30名(申込制/先着順)
料金: 500円
2. 「アート×ビール 見る楽しみ、飲む楽しみ」
ゲスト: 大庭陸、山本俊之(Passific Brewing)×やんツー(美術家)
日時: 2023年6月10日(土) 14:30-16:00
集合場所:Passific Brewing工場
定員: 15名(申込制/先着順)
料金: 1000円(ビール1本付き)
※イベント詳細・お申し込み方法は公式ホームページよりご確認ください。

スケジュール

2023年4月8日(土)〜2023年6月11日(日)

開館情報

時間
10:0017:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
年末年始休館(12月29日〜1月3日)
入場料一般 700円、大学生 500円、市内在住の65歳以上 350円、高校生以下・障害者手帳提示と付き添い1名 無料
展覧会URLhttps://www.chigasaki-museum.jp/exhibition/7120/
会場茅ヶ崎市美術館
http://www.chigasaki-museum.jp/
住所〒253-0053 神奈川県茅ヶ崎市東海岸北1-4-45
アクセスJR相模線・東海道本線茅ヶ崎駅南口より徒歩8分、JR茅ヶ崎駅南口よりコミュニティバスえぼし号「図書館前」下車徒歩3分
電話番号0467-88-1177
関連画像

各画像をタップすると拡大表示します