DAIKANYAMA T-SITE GARDEN GALLERYアーティスト
落合陽一、川邊りえこ、三角みづ紀、KiNG、高梨元秀、北村春香
デジタル・ネットワーク・グローバルと持続可能な地球と文明への進化が求められる今、「日本らしさ」をつかさどる「書道」の次代に続くエシカルな可能性を、江戸・東京の循環する生活文化のエコシステムから探索します。「人間中心の超スマート社会」であるSociety 5.0への進化は、サイバー空間とフィジカル空間を高度に融合することで、これまで生活の用としてきたさまざまな文化的所作そのものが変わっていく世界となることでしょう。たとえば、コロナ禍を克服する中で急速に進んだDX化により「書く」という機会そのものが身の回りの中で減ってきたことが実感できます。
いわば「書く」ことそのものの生活の中での意義がかわってくることでしょう。「書く」こととそこからの生活の美。「書」は、日本らしい文化の大きな部分を担ってきました。
日本文化としての「書」をしたためること、すなわち書道がこれからも、日本らしい文化として続くように、本プロジェクトはエシカルな文化としての発展を、江戸・東京と武州の山(どちらも東京都)を循環する近代までのエコシステムから着想し、次世代のサスティナブルへのアップデートに向けて、そのエコシステムを今なお保っている檜原村(東京都西多摩郡)にて、専門家、芸術家、工芸家、創造的な人々と、地域住民や生活者、次世代を担う子供たちが共創して、実践的展開を行ないました。
江戸と多摩:檜原村が循環し豊かな文化をつくりだしてきたエコシステムを主題として、異なる世代と分野で活躍する5人の「現代文人」が、これからのSociety 5.0時代における書道の可能性を作品化。古より檜原村の資源として江戸の粋を支えてきた楮からリサーチベースで和紙をつくる北村春香が村で漉く和紙をもとに、書家・川邊りえこが、詩人、マルチクリエーター、十代気鋭のアーティストをディレクションした、地域に息づくおおかみ信仰をモチーフにした立体書作品と、メディアアーティスト・落合陽一が、山の伝統からインスパイアされた可能性を、書を中心に空間として展開します。
まだコメントはありません