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[画像: 重要文化財 楊柳観音菩薩立像 奈良時代・8世紀 奈良・大安寺蔵]

「大安寺の仏像」

東京国立博物館
終了しました
奈良市に位置する大安寺は、国家によって造営された日本最初の国立寺院です。前身寺院は、国家の寺院のなかでも最も重要であることを意味する大官大寺という名で、その後、8世紀初めの平城京遷都に伴って現在の地に移され、やがて大安寺と呼ばれるようになりました。中国、インド、ベトナムなどから来日した著名な僧侶たちが住んで教えを伝えるなど、国際色豊かな環境で多くの優秀な僧侶たちを育てた仏教研究の中心拠点として栄え、日本仏教の興隆に重要な役割を果たしました。

大安寺には奈良時代につくられた木彫の仏像群が伝わります。奈良時代の木彫像は現存作例が少なく、平安時代以降に仏像の素材として主流となる木でつくられた先駆的な存在として貴重です。いずれも一木造で、優れた身体表現や細やかな彫りに奈良時代の木彫像の特色が表われています。

大安寺に伝わるこれらの仏像のほか、大安寺出土の瓦(当館所蔵)などもあわせて展示し、日本仏教の源流ともいうべき大安寺の歴史を紹介します。

スケジュール

2023年1月2日(月)〜2023年3月19日(日)

開館情報

時間
9:3017:00
休館日
月曜日
1月10日・2月7日は休館
1月2日・1月9日は開館
入場料一般 1000円、大学生 500円、高校生以下および満18歳未満・満70歳以上、障がい者と介護者各1名 無料
展覧会URLhttps://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=2555
会場東京国立博物館
https://www.tnm.jp/
住所〒110-8712 東京都台東区上野公園13-9
アクセスJR上野駅公園口より徒歩10分、京成線京成上野駅正面口より徒歩13分、東京メトロ銀座線・日比谷線上野駅7番出口より15分
電話番号050-5541-8600 (ハローダイヤル)
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