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CALMA by Ryo Okamoto 「カルマの世界」

Masumi Sasaki Gallery
終了しました

アーティスト

CALMA by Ryo Okamoto
この度 MASUMI SASAKI GALLERY にて、3月1日(土)より、CALMA by Ryo Okamoto「カルマの世界」を開催します。

ロンドンにて美術を学び、国内外で作品を発表してきた岡本亮が2018年に立ち上げた”CALMA”は、「未来に残る現代の部族」を称し、未来に残る過去から現代に続く行為や思想、哲学をアート表現として作品化、現代を生きる私たちの価値観を未来の視点から捉え直すことで私たちが抱える様々な問題・課題を提起します。

岡本が掲げる“ブランドアート”であるCALMAの創作範囲は平面および立体作品にとどまらず、社会や他者と関わりながら作り上げていくプロジェクトを含んでおり、絵画やオブジェといった個別の分野だけでは表現することがもはや困難である現代社会の姿とその問題点を創作活動の一部として内包させ、浮き彫りにすることで私たちに提示してきました。

CALMAの平面作品や、移動手段としてのバイク、物資の保管庫としてのアルミニウムスーツケース、狩猟のための道具、自然素材と機能にこだわった衣類、信仰対象の自然鉱物や歴史上の神々の像などの立体作品の制作に加え、多彩な人々と対話を重ねる”RADIO CALMA”や、奈良県・吉野川のゴミ問題に取り組む”RUBBISH RABBIT PROJECT”、その吉野川で行うアユ突き、増えゆく情報とリアルを問題視する無言の仮装パフォーマンス”Mysterious walk”、JR神戸元町高架下を半年にわたりジャックした創作空間や毎月変わるイベントのディレクションなど、人間の在り方と自然に向き合いながら範囲を広げ、現代の美術の枠組みをひろげようとしています。”生活活動”ともいえるCALMAの創作活動は、衣 / 食 / 住 / 移動 / 信仰といった様々な現代人の営みが、500 年先の未来をどうとらえるべきなのかという大きな疑問や問題定義、問いかけです。

近年は“MIND TRAIL”(奈良、2022)や松本建築芸術祭(長野、2023)などの芸術祭で作品を発表してきた CALMAですが、今回の展示では、シンボルであるケンタウルスをモチーフにした平面作品、移動手段であるバイクを使ったシリーズの新作、信仰対象の鉱石や動物の化石などを使ったシリーズ、保管用具としてのスーツケースのシリーズなどを展示し、「未来に残る物には、人類哲学の本質がある。」と語る岡本が、現代の部族であるCALMAの世界観をギャラリー空間に現出させます。

スケジュール

2025年3月1日(土)〜2025年3月30日(日)

開館情報

時間
14:0019:00
休館日
月曜日、火曜日
3月20日は開廊
入場料無料
展覧会URLhttps://art-reason.com/exhibition/theworldofcalma
会場Masumi Sasaki Gallery
https://art-reason.com/
住所〒135-0007 東京都江東区新大橋3-17-10
アクセス都営新宿線・大江戸線森下駅A2出口より徒歩3分
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