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「Carnival」

Art Spot Korin
終了しました

アーティスト

スーザン・アダムス、クリス・ナース、フランシス・ウッドリー
カーニバル、文字通りの意味で解釈すると、イタリア語の「carne vale」に由来します。そして英語では「肉に別れを告げる」と訳されます。 中世ヨーロッパでは、カーニバルは日常の秩序が覆され、召使いが主人を嘲笑し、女性が男性の権威から解放される、祝宴と騒乱の日でした。 冬の終わりと、禁欲が求められるキリスト教の四旬節の始まりを告げるものであったカーニバル、現在では遊園地やストリートフェスティバル、 パレードと言ったもの等を意味します。 スーザン・アダムス、クリス・ナース、フランシス・ウッドリーにより、本展覧会の作品を通して「肉」と「無秩序」が再構築されます。

スーザン・アダムズのエッチング作品は、西宮のアトリエ凹凸で制作が始まり、日本の屋台をモチーフにした想像上の風景を描いています。そこでは、人間のさまざまな欲望を満たす品々が並びますが、その裏には歓迎されない代償が潜んでいるかもしれないという含みがあります。クリス・ナースの折りたたみ式の紙による疑似解剖図や人体像は、14世紀に登場した「フュージティブ・シート(fugitive sheets)」を模したものです。これらは当時、人体の内部構造を示し、教育目的のために使われていました。フランセス・ウッドリーの《ミート・クリーチャーズ》は、オランダ黄金時代の静物画の断片を組み合わせ、デジタルコラージュによって作られた作品であり、まるでフランケンシュタインのように再び生命を与えられています。

展覧会「カーニバル」は、共同で楽しむ遊び心と幻想の世界をテーマにしています。会場2階では、来場者は《マイオロラマ》カードの行列や、スーザン・アダムズの《ウェルカム・マシン》のページを自由に組み替える遊びに参加できます。マイオロラマとは、18世紀に流行した遊びで、一連のカードをどの順番にも並べられるようにデザインし、無限に変化するパノラマを作り出すものです。また、シュルレアリストたちは「エクスキュイジット・コープス(Exquisite Corpse)」と呼ばれる、異なるイメージや別々の身体の部位を組み合わせる遊びを好みました。

この《マイオロラマ》は、『1SSUE』第56号のために制作されたもので、スーザン・アダムズとクリス・ナースがゲスト編集を務め、イギリスを拠点とする15名のアーティストの作品が収録されています。参加アーティストは、リチャード・コックス、ヘザー・パーネル、ヒラリー・ワグスタッフ、フィル・ミード、レイチェル・レビタス、フィル・ラフマン、テッサ・ウェイト、ジュリアン・ヒューズ・ワッツ、デイヴィッド・グリーン、フィリッパ・ロビンス、フランセス・ウッドリー、ナイジェル・タルボット、スー・シールズ、スーザン・アダムズ、クリス・ナースです。

※『1SSUE』は、2002年にアーティストのリチャード・コックスによって企画されました。当初のコンセプトは、参加者同士で共有するための“一度限り”の手作り出版物を制作するというものでした。この魅力的な作品共有の方法がきっかけとなり、その後も継続的に発行される形が確立されました。現在では、ヘザー・パーネル、ヒラリー・ワグスタッフ、フィル・ミードがリチャードと共に交代制の編集者として参加しています。

スケジュール

2025年9月2日(火)〜2025年9月14日(日)

開館情報

時間
15:0019:00
最終日は18:00まで
休館日
月曜日
入場料無料
展覧会URLhttps://artspotkorin.wordpress.com/2025/08/14/スーザンアダムスクリスナース/
会場Art Spot Korin
https://artspotkorin.wordpress.com/
住所〒605-0089 京都府京都市東山区元町367-5
アクセス京阪線三条駅2番出口より徒歩3分、地下鉄東西線三条京阪駅2番出口より徒歩4分、京阪線祇園四条駅7番出口より徒歩8分
電話番号075-746-3985
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