終了した展覧会・イベントです

「くらべて楽しむ琳派作品」

大和文華館
終了しました
桃山時代から江戸時代前期に活躍した本阿弥光悦・俵屋宗達、江戸時代中期に活躍した尾形光琳・乾山、江戸時代後期に活躍した酒井抱一らの系譜は、「琳派」と呼ばれています。琳派の代表的絵師である宗達・光琳・抱一には直接的な師弟関係はなく、作品を通して画風を学んでいる点に特徴があります。一般的な流派とは言いがたいところですが、抱一が自身を含めてこの流れを「尾形流」として喧伝し、近代には「光琳派」と呼ばれ、現在では「琳派」の呼称が定着しています。やまと絵の伝統を基盤としつつ、モチーフのフォルムや配置に意を配り装飾性豊かな作品を生み出しました。書に優れた光悦や陶工として活躍した乾山も含まれるなど、分野を超えて展開している点も琳派の特徴です。
本展覧では、様々な時代のバリエーション豊かな琳派の作品を、古典作品や他派の作品と共に展示します。琳派はゆるやかで柔軟性のある繋がりであるからこそ、先達の作品を学びつつも模倣に終わらず、古典学習や同時代の流行も反映させながら伸びやかに展開しました。くらべることで、それぞれの特徴や魅力がより見えてくれば幸いです。

スケジュール

2025年8月22日(金)〜2025年9月28日(日)

開館情報

時間
10:0017:00
休館日
月曜日
9月15日は開館
9月16日は休館
入場料一般 630円、大学生・高校生 420円、中学生以下 無料
会場大和文華館
https://www.kintetsu-g-hd.co.jp/culture/yamato/
住所〒631-0034 奈良県奈良市学園南1-11-6
アクセス近鉄線学園前駅南口より徒歩7分
電話番号0742-45-0544
関連画像

各画像をタップすると拡大表示します

0件の投稿

すべて表示

まだコメントはありません