終了した展覧会・イベントです

「CONNECTING ARTIFACTS つながるかたち展03」

駒場博物館
終了しました

アーティスト

野老朝雄、舘知宏、青木謙治、安達瑛翔、Sigrid Adriaenssens、荒木義明、荒牧悠、稲山正弘、今田凜輝
単純なかたちが一定のルールでつながり、全体を構成するしくみは、人工物、自然現象を問わず現れる普遍的な原理です。美術家の野老朝雄はこの原理を「個と群」と呼び、多様につながる作品群を生み出しています。「個と群」の背後には高次元の幾何学、非線形の数理や対称性などが存在し、美術や音楽などの芸術、建築や宇宙構造物、アルゴリズムやデータ構造、結晶や準結晶の原子配列、タンパク質の折りや自己集合、生物の形態形成、群れのふるまいなど、さまざまな領域の学問や創造へとつながっています。

東京大学教養学部で開講されている「個と群」(文理融合ゼミナール)では、受講生が野老と東京大学の舘知宏と協働して、「個と群」の創造プロセスを実践しています。創造のプロセスは必ずしもまっすぐには進まず、つくられたもの(Artifacts)はしばしば意図しない副産物となります。このような副産物からは、芸術、科学、情報、工学、数学をまたいだ豊かな学際的研究領域が広がっています。

この活動を端緒として始まった展覧会「つながるかたち展」は、2021年以降毎年開催され、かたちをつくることから始まる学術の連鎖を紹介してきました。また現在NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]では、「つながるかたち展 2.5」が同時開催されています。

つながるかたち展03では、国内外から過去最大の40名以上の作家・研究者・開発者が参加し、芸術・科学・産業をまたいだ新しい協働の輪のひろがりを紹介します。

スケジュール

2023年9月30日(土)〜2023年11月26日(日)

開館情報

時間
10:0017:00
休館日
火曜日
入場料無料
会場駒場博物館
http://museum.c.u-tokyo.ac.jp
住所〒153-8902 東京都目黒区駒場3-8-1
アクセス京王井の頭線駒場東大前駅東口より徒歩3分
電話番号03-5454-6139
関連画像

各画像をタップすると拡大表示します

0件の投稿

すべて表示

まだコメントはありません