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[画像: 恩地孝四郎《楽曲による抒情 ドビュッシー『子供の領分』より「象の子守歌」》 1950年]

「戦後日本版画の展開-照沼コレクションを中心に」

茨城県近代美術館
終了しました

アーティスト

恩地孝四郎、駒井哲郎、浜田知明、棟方志功、浜口陽三、清宮質文、靉嘔、加納光於、野田哲也
第二次世界大戦の終結は戦時下における自由の抑圧から人々を解放し、美術家たちは待ちかねたように活動を再開させていきます。そして、海外の新しい美術の潮流が日本に紹介されるようになると、国内の美術界は一挙に活気づき、1950年代には海外で開催される美術展にも多くの作家が出品をするようになります。その中で特に高い評価を受け受賞を重ねたのが版画作品でした。戦前の日本では美術の一ジャンルとして正当な評価を得ていたとは言えなかった版画が、世界を舞台に一躍脚光を浴びたのです。これにともない国内においても版画への関心が高まり、1960年代にかけて版画ブームともいうべき状況が生まれました。以降、多くの美術家が版画に取り組むようになり、製版技術の革新や、多様な版画技法を習得した作家の登場などにより、従来の版画の概念を超えるような作品が生み出されるようになっていったのです。

本展覧会では、県内のコレクター・照沼毅陽氏(1926-2021)より当館に寄贈された作品を中心に、戦後の日本版画の展開をたどりながらその魅力を紹介いたします。

スケジュール

2022年12月24日(土)〜2023年2月5日(日)

開館情報

時間
9:3017:00
休館日
月曜日
1月2日・9日は開館
12月29日から1月1日・1月3日・1月10日は休館
入場料一般 610円、大学生・高校生 370円、70歳以上 300円、中学生・小学生 240円、障害者手帳提示 無料
会場茨城県近代美術館
http://www.modernart.museum.ibk.ed.jp/
住所〒310-0851 茨城県水戸市千波町東久保666-1
アクセスJR水戸駅南口より徒歩15分、JR水戸駅よりバス(払沢方面、または本郷方面行き)「文化センター入り口」下車徒歩5分
電話番号029-243-5111
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