ヨックモックミュージアムアーティスト
パブロ・ピカソ、ジュアン・ミロ、ミケル・バルセロ
ヨックモックミュージアムでは、「ピカソ・ミロ・バルセロのセラミック―カタルーニャへの愛―」展を開催します。本展は、監修にスペイン美術研究者の松田健児先生をお迎えし、スペインを代表するパブロ・ピカソ、ジュアン・ミロ、ミケル・バルセロのセラミック作品を中心に、彼らがカタルーニャという土地といかに深く結びついていたか、カタルーニャに寄せたそれぞれの思いのかたちをご覧いただく展覧会です。
カタルーニャは地中海に接するスペイン北東部に位置する自治州で、スペイン内戦における独裁政権下、さまざまな文化を弾圧される厳しい状況にあっても自治を希求し続けた歴史を持つ土地です。
パブロ・ピカソは、その青春時代の一時期をカタルーニャの州都バルセロナで過ごし、スペイン内戦を経て自発的亡命者となったのちも、第二の故郷とも言えるカタルーニャへの協力を惜しみませんでした。ピカソの後を追うようにしてバルセロナからパリへ出たジュアン・ミロもまた、カタルーニャのモンロッチが自らの創作の源泉であり原風景であると語っています。そして、マジョルカ島フェラニチ出身のミケル・バルセロと、人生の後半を同島のパルマ・デ・マジョルカで過ごしたミロとは文化や風景を深く共有しています。加えて、ピカソとミロはバルセロにとって敬愛すべき同郷の先達であり続けています。セラミックという同じプラットフォームにあって、まったく異なる三者の表現は、それぞれのカタルーニャへの愛という共通項によって結びついています。
また、本展覧会では、ミケル・バルセロが信楽の陶芸家である古谷和也(ふるたに かずや)とともに制作したセラミック作品を国内の美術館にて初公開いたします。スペイン 20世紀を代表するピカソ、ミロ、そしてその次世代を担うバルセロという彩りゆたかな三巨匠によるセラミックの表現をお楽しみください。
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