アニエスベー ギャラリー ブティック(agnès b. galerie boutique)アニエスベーギャラリーブティックは、6月17日(土)から7月30日(日)まで、大山エンリコイサムの個展「Notes Rings Spirals」を開催します。
大山エンリコイサムは代表的なモティーフ「クイックターン・ストラクチャー(QTS)」を配したメディア横断的な作品で知られる一方、ストリートアートに高度な表現性を見出し、それを対象に著書の出版や数多くの媒体への寄稿を続けています。そして日本の美術では長らく批評の対象とならなかったこのジャンルの軌跡を丁寧にひもとき、貴重なアーカイブを積み重ねてきました。監修をつとめた『美術手帖』の特集「SIGNALS!共振するグラフィティの想像力」(美術出版社、2017年6月号)では、アニエスベーとフューチュラ2000の関係をフューチュラ2000本人への取材により活字化しています。
1984年にパリに開廊したアニエスベーのギャラリー、ギャラリーデュジュールは、オープン当初から、ストリートを活動の場とする多くのアーティストたちを招き入れてきました。ストリート文化を深く理解している大山が本展のために制作した34点の作品には、アニエスベーが過去に制作したコンセプトシートが使用されています。それは単にブランドの痕跡を作品に残すということではありません。シートに印刷されていたオリジナルのイメージや、シート裏に存在する別のイメージといった目に見えない構成要素の積層が時間の厚みを想像させ、またそこにQTSの造形が重ねられること、そして大山が本展に特有の新しいモティーフとして見出したスパイラルリングがそのかたわらに設置されることで、いっそう複雑でゆたかな空間が生み出されています。
本展示開催に先駆け、6月8日からアニエスべー渋谷店ファサードにも大山のクイックターン・ストラクチャーが出現しています。
[関連イベント]
大山エンリコイサム 展覧会カタログ/ノートブック 刊行記念トークイベント
日時: 7月8日(土)16:00〜17:00
定員: 30名(着席: 先着18名)
登壇者: 大山エンリコイサム、小池俊起(グラフィックデザイナー)
会場: アニエスベー ギャラリー ブティック
※イベント詳細・お申し込みは a.gallery@agnesb.co.jp までお問い合わせください。
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