「開館20周年記念　美術にであう5つのとびら」

終了しました

近隣の町村と合併し呉市が現在の市域となってから本年で20年となります。現在の呉市には、1982（昭和57）年に開館した当館のほか、1991（平成3）年から島全体を庭園に見立てた「ガーデンアイランド構想」のもとまちづくりに着手してきた下蒲刈町に、近現代日本美術の優品を多く所蔵する蘭島閣美術館や独立美術協会の重鎮である須田国太郎作品のコレクションを有する三之瀬御本陣芸術文化館など多様な文化施設が所在し、地域住民の方々とともに歴史・文化遺産を守り伝えています。また、安浦歴史民俗資料館（南薫造記念館）は同地出身の画家・南薫造の生家とアトリエを改修して1985（昭和60）年に開館し、地域の民俗史料とともに画家の作品を展示してその功績を顕彰しています。

本展では呉市内の美術館施設に所蔵されている作品を5つのテーマに沿って紹介します。一部の作品は手で触れることができ、視覚以外の感覚も生かした作品鑑賞を体験できます。呉市で出会える美術は、ある人にとっては美術館を訪れる入口となり、またある人にとっては作品の意外な一面を見る扉となることでしょう。

スケジュール

2025年9月6日(土)〜2025年11月3日(月)