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「G3-Vol.151 武内明子展 空っぽと詩」

熊本市現代美術館
終了しました

アーティスト

武内明子
熊本市出身で、東京や各地での活動を経て、2020年に熊本県上天草市に居を定めた画家・武内明子。
不知火海を望むのどかなまちで、豊かな自然に包まれながら、日常をみずみずしい色と形で描き出しています。本展は、天草で暮らし始めた武内の新作・近作を発表します。

武内が作品を生み出すときに大切なふたつのこと、それがタイトルにある「空っぽ」と「詩」です。「空(から/くう)」であることとは、さまざまな可能性を呼び込むこと。空である身体は、自らを超えて新しい世界と出会うための扉を開くことができる。そして「詩」は、描出した色や形、そしてタイトルなど空から生み出されたものです。武内は「Y字路のように、一方から絵がやってきて、もう一方から言葉がやってきて、出会った時に一つの道になって完成に向かっていく」と語っています。自らを空っぽの器にして、とりまく風景や支持体にも身をゆだねる。対話するように絵筆を動かしていると、空から鳥が舞い降りてそっと枝にとまるように言葉がやってくる。すると、絵と言葉は手を取り合って完成に向かっていくのです。武内の「空」と「詩」の伸びやかな出会いが、作品と出会った人に柔らかな連鎖をもたらすことを願っています。

会場: ギャラリーⅢ・井手宣通記念ギャラリー

スケジュール

2023年8月3日(木)〜2023年10月9日(月)

開館情報

時間
10:0020:00
休館日
火曜日
火曜日が祝日の場合は開館し翌日休館
入場料無料
会場熊本市現代美術館
https://www.camk.jp/
住所〒860-0845 熊本県熊本市中央区上通町2-3 びぷれす熊日会館3F
アクセス熊本市電水道町駅より徒歩1分、JR鹿児島本線熊本駅白川口(東口)よりバス「通町筋」下車徒歩2分
電話番号096-278-7500
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