Gallery Dalstonこの度、げこる・中風森滋の2人展を開催致します。キャラクターを用いた絵画としての認識のある両者の作家ですが、今回は2人に共通のテーマである「線」に着目した展示となります。
げこるは、思考と描く行為がほぼ同時に起こっているかのように、日々の出来事をキャラクターの行為として描き続けています。次々へと繰り広げられる思想は途切れることなく、描写が重ねられていき、時にそれらの描写は増幅され、次第に絵の枠から転がり出し、展示空間へと広がっていくこともあります。
中風の制作は、曖昧な現実感から始まっていると言います。幼い頃から漫画を描いてきた中風は、キャラクターの線をガイドに、描く行為を通して自分なりの現実を実感しようとしてきました。足りないと感じられる現実感に対して、意識だけで捉えようとするのではなく、線を重ねることで無意識の広がりに触れようとしています。
中風とげこるは、作品の性格が対照的でもあり、類似点も多くみられ今回の2人展では両者の表現が重なることで、新たなバイブレーションが感じられる展示となることでしょう。是非、この機会に2人の作品世界をご高覧下さい。
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