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「硝子と陶の詩人 扇田克也・宮澤章」

益子陶芸美術館 / 陶芸メッセ・益子
終了しました

アーティスト

扇田克也、宮澤章
扇田克也(1957-)は、石川県を拠点として「鋳玻璃」と名付けた鋳造硝子技法で制作する造形家です。金沢美術工芸大学工芸デザイン専攻で鋳金を学び、東京ガラス工芸研究所で学びました。1991年第4回世界現代ガラス展では、日本人として初めてグランプリを受賞しています。コールドキャストと呼ばれる鋳込技法を用いて、家や自然の風景などの日常的な景色を象り、「内側に溜る光」を意識した、硝子という透ける素材がなし得る造形を制作しています。

宮澤章 (1950-) は、益子を拠点に活動する陶芸家です。秋田大学教育学部美術科にて油彩画を学び、陶芸家の道を目指し、旭製陶(愛知県尾張旭市)に入所します。その後1976年益子で独立しました。塔や俑(よう)などを手びねりで成形し、手の跡を残しながら器面に表情をつけ、化粧土を掛けたのちにサンドペーパーで表面を磨く「積化象嵌」と名付けた方法で、土本来が持つ柔らかな肌を追求しています。
二人の作品は、それぞれの素材が本来持ち得る魅力を引き出して、まるで物語の中に引き込まれるような温かく詩情豊かな世界観を築いています。二人の「詩人」による作品世界をぜひお楽しみください。

スケジュール

2025年7月27日(日)〜2025年9月21日(日)

開館情報

時間
9:3017:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
入場料一般・大学生・高校生 600円、65歳以上・中学生・小学生 300円、幼児 無料
展覧会URLhttp://www.mashiko-museum.jp/exhibitions/ex250727/
会場益子陶芸美術館 / 陶芸メッセ・益子
http://www.mashiko-museum.jp/
住所〒321-4217 栃木県芳賀郡益子町大字益子3021
アクセス真岡鐵道益子駅よりバス「道租土下」下車徒歩10分、JR宇都宮駅西口より関東バス(益子行き)60分「陶芸メッセ入口」下車徒歩2分
電話番号0285-72-7555
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