「長谷川潔展 ―― パリに生きた銅版画家の軌跡」

パナソニック汐留美術館
7月11日開始

アーティスト

長谷川潔
日本を代表する版画家 長谷川潔(1891-1980)は第一次世界大戦後に単身渡仏し、同地で生涯を終えました。失われつつあった銅版画の古典技法マニエール・ノワール(メゾチント)を独自の形で復興させ、版画の歴史に大きな足跡を残し、またエングレーヴィング、アクアチントなど様々な技法を探求しました。モノクロームで表現された深遠な精神世界は、今なお多くの人を惹きつけています。

長谷川の作品は日本の版画界に大きな影響を与えましたが、彼の活躍の舞台はやはりパリでした。1920 年代から版画家としての才能を発揮した長谷川は、まもなくフォーヴの画家・版画家デュフィに見いだされ、マティス、ピカソ、シャガールら名だたる画家が名を連ねる「独立画家 = 版画家協会」に加わりました。またフランスの人々に日本の版画を紹介することにも尽力した長谷川は、日本の古典文学にエングレーヴィングのイラストレーションを添えた挿絵本『竹取物語』を手がけています。 本展では、長谷川に影響を与えた 19 世紀以前の版画や、パリで交流した同時代画家の作品とともに、町田市立国際版画美術館が所蔵する日本有数の長谷川潔作品コレクションを中心に初期から晩年に至る名品を展覧します。(出品作品はおよそ130点)

展示室では、身近な物を描きながら、無限の奥行きを感じさせる作品に出会えるでしょう。そこには、深く沈む黒とやわらかに澄んだ白とが静かにひびき合っています。その前に立つとき、見えるものは一つではないのかもしれません。見つめるまなざしにだけ、ひらかれるものがあります。ぜひ会場で作品と向き合ってください。

スケジュール

2026年7月11日(土)〜2026年9月23日(水)

開館情報

時間
10:0018:00
8月7日、9月4日・18日・19日は20:00まで
休館日
水曜日
9月23日は開館
8月10日〜14日は休館
入場料一般 1200円、65歳以上 1100円、大学生・高校生 700円、中学生以下 無料
展覧会URLhttps://panasonic.co.jp/ew/museum/exhibition/26/260711/
会場パナソニック汐留美術館
https://panasonic.co.jp/ew/museum/
住所〒105-8301 東京都港区東新橋1-5-1 パナソニック東京汐留ビル4階
アクセスJR新橋駅汐留口より徒歩8分、東京メトロ銀座線新橋駅2番出口より徒歩6分、都営浅草線新橋駅より徒歩6分、ゆりかもめ新橋駅より徒歩6分、都営大江戸線汐留駅3番出口より徒歩5分
電話番号050-5541-8600 (ハローダイヤル)
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