「徳川美術館所蔵 国宝 初音の調度」

九州国立博物館
1月1日開始
徳川美術館に所蔵される国宝「初音(はつね)の調度」は、徳川三代将軍 家光(いえみつ)の長女である千代姫(ちよひめ)が、寛永16年(1639)、尾張(おわり)徳川家二代 光友(みつとも)に嫁ぐ際に制作された婚礼調度です。

「初音」という名称は、この調度を飾る文様の多くが、『源氏物語』「初音」帖(じょう)に題材を得ていることに由来します。金銀を贅沢に使い、高度な蒔絵(まきえ)技術を尽くして制作された豪華な調度は、わが国の漆芸(しつげい)史上の白眉(はくび)として名高いものです。

第14回目となる今回は、この国宝「初音の調度」のうち、「初音」の場面を描いた鏡台(きょうだい)、昆布箱(こぶばこ)と、「胡蝶(こちょう)」の場面を描いた帯箱(おびばこ)の3件を展示いたします。また特別展「 平戸(ひらど)モノ語り-松浦静山(まつらせいざん)と熈(ひろむ)の情熱-」に関連し、平戸松浦家に伝世する婚礼調度も合わせてご紹介いたします。

新春を飾るにふさわしい華麗なる婚礼調度。皆様どうぞゆっくりとお楽しみください。

スケジュール

2026年1月1日(木)〜2026年1月25日(日)

開館情報

時間
9:3017:00
(入館は16:30まで)
休館日
月曜日
1月12日は開館
1月13日は休館
入場料一般 700円、大学生 350円、高校生以下・18歳未満・満70歳以上 無料
展覧会URLhttps://www.kyuhaku.jp/exhibition/exhibition_pre198.html
会場九州国立博物館
https://www.kyuhaku.jp/
住所〒818-0118 福岡県太宰府市石坂4-7-2 (太宰府天満宮横)
アクセス西鉄太宰府線太宰府駅より徒歩10分、JR鹿児島本線二日市駅より西鉄バス35分「九州国立博物館前」下車徒歩10分
電話番号050-5542-8600 (ハローダイヤル)
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