“ happen ” 松、松ヤニ、柿渋、蜜蝋、石膏 48×48×4cm 2026

山本秀明 「Random thoughts」

s+arts
5月8日開始

アーティスト

山本秀明
s+arts(スプラスアーツ)より、山本秀明 個展「Random thoughts」の開催をご案内申し上げます。山本秀明は、「自分自身の地層を作る」を根底に、豊かな自然の中で木と対峙しながら作品を制作している作家です。松の角材を接着して積み重ね面を作り、ユニットにしたラフな形の表面をチェーンソーや丸鋸で削り出していきながら、作品を制作しています。数え切れないほどの線を刻んだ後、松の樹脂や柿のタンニン等を用い、昔から日本で使われる手法で木を保護します。綿密に計算した上で構築されていく角材の束が、熟練された技術と研ぎ澄まされた感覚により削られ、荒々しさと繊細さが混じり合い、大変美しい存在感を纏った新しい形が生まれてくるのです。独自の手法により形成される作品は、観る者が吸い込まれるような圧倒的な存在感で多くの人々を魅了し、これまでに約15カ国の個人や企業に作品が渡る実績を持ち、国内外で高い評価を得ています。

本展タイトル「Random thoughts」とは、ふとした思いつきや、何となく浮かんだ考えなどを意味します。作品制作の過程で、良い意味で適当に、適度に変化させる、消す、加える、途中で止めてみる、などをしながら作っていくと、最初思っていたもの、考えもしなかったものや、今までと違ったものが出てきて面白いと山本は話します。

「昨年までの固定させていた考え方を改め、その時々のひらめきを大事にし、制作および生活に取り入れていくようにしようと努力をしております。その事が作品に魅力的に備わっていると確信しています。 つまらぬ事に悩んだり、つまらぬ事を考えたりして、振り回されたりしないように!今回の作品シリーズのタイトルはhappenです。日本語的には自然に起こる。偶然等の意味です。すべて新作です。ご高覧いただき、ご意見伺えたらうれしいです。」--- 山本秀明

様々な技術と木材の性質を組み合わせ、年々複雑さと繊細さを増しながらも、形や色彩が加わりポジティブな印象を受ける山本の作品は、自分の気持ちや感覚に素直に向き合い、新しい事柄への試みを臆せず制作に取り組むことができる作家自身の柔軟性と、作品制作における可能性を見出そうとしているその姿勢が反映されているようです。昨年までも十分に柔軟に目の前に起こる事象に対応しながら制作をしてきたように見受けられる山本ですが、今回は更にふとした瞬間に生まれるひらめきに重点を置き、制作された作品を発表いたします。それぞれの木材が持つ表情や色を上手く構成しながら経年変化を念頭に置き、木そのものの色味を生かした作品や、あえて線を刻まない作品なども多く展開し、鑑賞者に新しい印象を与えることでしょう。これを機に山本秀明の新作群を是非ご高覧ください。

スケジュール

2026年5月8日(金)〜2026年5月23日(土)

開館情報

時間
12:0019:00
最終日は17:00まで
休館日
月曜日、火曜日、日曜日
入場料無料
会場s+arts
https://www.splusarts.com/
住所〒106-0032 東京都港区六本木7-6-5 六本木栄ビル 3F
アクセス都営大江戸線六本木駅7番出口より徒歩3分、東京メトロ日比谷線六本木駅4a出口より徒歩5分、東京メトロ千代田線乃木坂駅3番出口より徒歩6分
電話番号03-3403-0103
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