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[画像: 鈴木ヒラク 《Untitled (Cave) #13》 2024 70×50 cm シルバーインク、墨汁、アクリル、ファブリアーノ紙 photo by Ooki Jingu (C) Hiraku Suzuki Studio]

鈴木ヒラク 「Works on Paper」

NADiff a/p/a/r/t(ナディッフ アパート)
終了しました

アーティスト

鈴木ヒラク
鈴木ヒラクは1978年生まれ。平面‧彫刻‧パフォーマンスなど、ドローイングの概念を拡張する制作活動を続けています。鈴木は、線をかく行為=ドローイングとは、潜在する線を発見していく「発掘」であり、線を「チューブ(管)」ととらえることで、こちら側とあちら側の間にトンネルのような中空の通路を生成し、世界あるいは宇宙と一体化するための手段だと語ります。初のエッセイ、ドローイング論である『DRAWING ドローイング 点‧線‧面からチューブへ』と、群馬県立近代美術館で2023年に開催された個展のカタログ『今日の発掘』の2冊の著書は、鈴木がテーマとしてきた「描く/書くこととはなにか?」という根源的な問いに対する作家の現在地を示しています。

本展では、紙とインクによる新作のドローイング作品を中心に展示します。昨年の9月から10月末にかけて、鈴木が南フランスにある数万年前の洞窟壁画を巡るなかで、絵と言葉が分化する時代以前の未解読の記号をスケッチ、それを解体‧再構築して筆とスプレーで紙の上にかくことを試みたシリーズ「Untitled (Cave)」や、和紙を使用した「Untitled (Lights)」を中心に、群馬県立近代美術館で発表された、ワークショップの痕跡「自然のマーカー」を本展にあわせて再構成します。新しい方法や素材を取り入れ、フィールドワークを重ねながら、かくことに向きあう作家の姿が浮かび上がるような展示となっています。

[関連イベント]
鈴木ヒラク×淺井裕介
トーク・セッション「書き/描き残すことについて」
⽇時: 3⽉15⽇(金)19:30〜21:00
会場: NADiff a/p/a/r/t
定員: 30名
会場参加: 1100円

スケジュール

2024年2月29日(木)〜2024年3月24日(日)

開館情報

時間
12:0020:00
3⽉1⽇、3月7日、3⽉15⽇は19:00まで
休館日
月曜日
2⽉26⽇〜28⽇は休館
入場料無料
展覧会URLhttp://www.nadiff.com/?p=31684
会場NADiff a/p/a/r/t(ナディッフ アパート)
http://www.nadiff.com
住所〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿1-18-4 NADiff A/P/A/R/T 1F
アクセスJR山手線・埼京線恵比寿駅東口より徒歩6分、東京メトロ日比谷線恵比寿駅1番出口より徒歩7分
電話番号03-3446-4977
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