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[画像: 野田弘志《やませみ》1971 年 豊橋市美術博物館 ]

「野田弘志 真理のリアリズム」

奈良県立美術館
終了しました

アーティスト

野田弘志
野田弘志(1936-)は、日本のリアリズム絵画を代表する画家の一人です。東京藝術大学を卒業後、イラストレーターとして多忙な日々を送る中で、絵画制作への想いが高まり、30代半ばより画業に専念するようになりました。広島市立大学芸術学部で後進の指導にあたったのち、現在は北海道のアトリエで日夜制作に没頭する日々を送り、傘寿を超えてなお、リアリズムの画壇をけん引し続けています。

本展は、画家・野田弘志の最初期から近作まで、その画業の全容を回顧するものです。自身のスタイルを模索していた学生時代の作品、広告会社時代のイラストやデザイン。画壇デビューを果たした頃の細密な静物画群(「黒の時代/金の時代」)から、その名が全国的に知られる契機となった新聞連載小説『湿原』(加賀乙彦著)の挿絵原画。骨、あるいは生ける人間を描き、死生観を示そうとしたシリーズ「TOKIJIKU(非時)」「THE」、そして近年手掛けている等身大肖像のシリーズ「聖なるもの」「崇高なるもの」まで。人物・静物・風景、いずれのモチーフを前にしても、一貫してひたすらに見つめ、描くことで「在る」ということを突き詰めようと、野田弘志が歩んできたリアリズムの道をたどります。

前期: 2022年9月17日(土)~10月16日(日)
後期: 2022年10月18日(火)~11月6日(日)

[関連イベント]
1. オープニング記念 特別鼎談
日時: 9月17日(土)14時~(約90分)
会場: レクチャールーム(1F)
定員: 50名(要事前申込・先着順)
語り手: 野田弘志氏(画家)、南城守氏(美術評論家・絹谷幸二天空美術館顧問)
聞き手: 当館学芸員
2. 美術講座
講師: 深谷 聡(当館主任学芸員)
日時: 10月23日(日)14時~(約90分)
会場: レクチャールーム(1F) 
定員: 50名(先着順)当日13時より当館受付にて整理券を配布します。
3. 当館学芸員による展示ガイド 
日時: 10月1日・15日、11月5日(いずれも土曜日)14時~
会場: 展示室
※イベント詳細・お申し込み方法は公式ホームページよりご確認ください。

スケジュール

2022年9月17日(土)〜2022年11月6日(日)

開館情報

時間
9:0017:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
年末年始・展示替期間は休館
備考
9月19日・10月10日・10月31日は開館
9月20日・10月11日は休館
入場料一般 1200円、大学生・高校生 1000円、中学生・小学生 800円、障害者手帳提示と付き添い1名 無料
会場奈良県立美術館
http://www.pref.nara.jp/11842.htm
住所〒630-8213 奈良県奈良市登大路町10-6
アクセス近鉄線奈良駅1番出口より徒歩5分、JR奈良駅東口より奈良交通バス「県庁前」下車徒歩2分
電話番号0742-23-3968
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