旧日本銀行 広島支店 フォローする
1980年代のアメリカ美術を代表するアーティスト、キース・ヘリング(1958-1990)。明るく軽快な作風で知られる一方、彼の作品の根底には社会を鋭く洞察する眼差 しがありました。本企画は、7月27日(土)より旧日本銀行広島支店で開催される「せこへい美術館(世界の子どもの平和のための美術展)」のプレ企画、また中村キース・ヘリング美術館(山梨県北杜市)で開催中の展覧会「Keith Haring: Into 2025 誰がそれをのぞむのか」の関連企画として開催されます。 中村キース・ヘリング美術館では、戦後80年の節目を目前にした現在の視点からヘリングの反戦・反核の活動を辿る同展覧会の企画にあたり、1988年にヘリングが広島を訪れたことに着目し、調査を行いました。ヘリングの広島訪問については、日記に記されている他に公式な記録がなく、同年に広島サンプラザホールで行われたチャリティ・コンサート「HIROSHIMA ’88」のために、ヘリングがメインイメージを手がけたポスターやレコードが残るのみでした。日記をさかのぼると、壁画を制作することが広島への旅の目的であったことがわかりますが、実現には結びつかず広島にヘリングの壁画は存在しません。 本企画では、調査を経て明らかになった広島訪問の経緯、滞在中の動向、その後の出来事について、ヘリングと広島の繋がりを示す資料を交えて時系列で紹介し、ヘリングが広島で何を感じ、どのようなアクションを起こしたのかについて紹介するとともに、子どものためのワークブック無料配布、いつでも誰でも参加できるワークショップを同時に展開します。
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