終了した展覧会・イベントです
[画像: 斎藤紫山《夏野》1940年滋賀県立美術館蔵]

「百華爛漫」

滋賀県立美術館
終了しました
春の桜や藤、夏の桔梗に紫陽花、秋の萩や菊、冬の椿そして梅。四季おりおりの花の美は、日本美術の大きなテーマです。自然の移ろいを風流と捉え、花鳥風月を愛でる日本人の精神性が、様々な花の表現を生み出しました。
日本画における「花鳥画」は、もともと唐代の中国で生まれ日本に伝わったジャンルです。
江戸時代に町絵師たちの手によって洗練され、装飾的な琳派や写生を重んじる円山四条派など多様な表現が誕生しました。
さらに明治以降になると西洋画の影響を受け、伝統的花鳥画の枠を超えた新しい表現が開拓されてゆきました。洋画(油絵)の世界でも日本の気候風土と日本人の美意識を踏まえながら、西洋由来の静物画の枠にとどまらない独自の表現が生み出されました。
今回の展示は江戸末期から昭和に至る近代日本美術の中の「花の美」を、春の桜から順に季節を追いながら、日本画・洋画をまじえて20作家、20点の作品を通して紹介するものです。身近な自然の美に託して表現された、日本の画家たちの美意識と精神性を、ぜひお楽しみください。

スケジュール

2023年3月14日(火)〜2023年5月7日(日)

開館情報

時間
9:3017:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
年末年始休館
入場料一般 540円、大学生・高校生 320円、中学生以下・滋賀県在住の65歳以上・障害者手帳提示 無料
展覧会URLhttps://www.shigamuseum.jp/exhibitions/5092/
会場滋賀県立美術館
https://www.shigamuseum.jp/
住所〒520-2122 滋賀県大津市瀬田南大萱町1740-1
アクセスJR琵琶湖線瀬田駅南口より帝産バスまたは近江鉄道バス(「滋賀医大」「大学病院」行き)「文化ゾーン前」下車徒歩5分
電話番号077-543-2111
関連画像

各画像をタップすると拡大表示します

0件の投稿

すべて表示

まだコメントはありません