NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]アーティスト
AR Audio Guide、 Circuit Lab. a team of UNIBA、スコット・アレン、堀宏行、metamu
「みかんのやくそく」というタイトルには、まだ完成していないもの、これから誰かに手渡されていくもの、そして参加のたびに少しずつかたちを変えていくものを通して、約束を見つめ直そうとする思いが込められています。それは、コンピュータをはじめとするメディア・テクノロジーが本来約束していたはずの「誰もがつくり、考え、とらえ返すことのできる環境」への問いでもあります。
本展では、生成AIを含む今日のメディア・テクノロジー環境を、子どもたちの多様な実践を通してとらえ直します。テクノロジーを単なる道具ではなく、ときに応答し、予想外の結果を返す関係性としてとらえることで、「誰がつくるのか」「表現はどこから生まれるのか」という根源的な問いを、あらためて現在にひらいていきます。
本展がひらく問いは、つくる体験のなかだけにとどまるものではありません。子どもたちの実践や来場者の経験は記録として蓄積され、未来へと接続されていきます。展示空間は完成した作品を並べる場所ではなく、人々の関与によって変化し続ける、まさに「メディア・クリエイションズ」の現場となるのです。
まだコメントはありません