終了した展覧会・イベントです
[画像: 平川祐樹 《Arrivals & Departures》2023 Site-specific wall painting]

「Introduction」

STANDING PINE 東京
終了しました

アーティスト

アブドゥライ・コナテ、ジョエル・アンドリアノメアリソア、ペ・ラン、平川祐樹、インテクスト
STANDING PINE 東京は、オープン第一回目の展覧会として、10月14日(土)から11月18日(土)まで、5人の所属作家、アブドゥライ・コナテ、ジョエル・アンドリアノメアリソア、ペ・ラン、平川祐樹、インテクストの作品を紹介するグループ展「 Introduction」を開催いたします。

アブドゥライ・コナテは、1953年にマリのディレ圏に生まれ、現在はバマコを拠点に活動しています。自らが関心を持つ現代の政治や環境、社会問題をテーマに、アフリカの文化や伝統に基づいた抽象かつ具象的なモチーフが組み合わされた色彩豊かなテキスタイル作品を制作しています。本展では、国際芸術祭あいち 2022でも注目を集めた、母国マリを象徴する色でもある青をメインに使われた作品を展示します。

ジョエル・アンドリアノメアリソアは、1977年マダガスカルのアンタナナリボに生まれ、現在はパリとアンタナナリボを拠点に活動しています。彼の作品は、テキスタイル、紙、鉱物などから時には予想外の素材を用いて制作され、言葉では表現することが困難な人間の抽象的で曖昧な感情や物語を呼び起こします。本展では、「黒」と「白」の強力な双対性をテーマに制作されたテキスタイル作品のほか、日本初公開のネオン作品を展示いたします。

ペ・ランは、1974年にスイスに生まれ、現在スイスを拠点に活動するキネティックアーティストです。物理的な力の制御と稼働を繰り返し、動力学、視覚、そして音による相互作用を繊細かつ集中的に探求します。その無機質な機械パーツの組み合わせによって作られているはずの作品は、作家ですら予期しない動きや音を作り出し、柔らかで有機的な表情を見せます。本展では、まるで生き物のように無作為に動き続ける立体作品「Random」を展示いたします。

平川祐樹は1983年名古屋市に生まれ、大学院修了後にドイツに渡り、現在は愛知県を拠点に活動しています。事物の構造や歴史を紐解き、それらの関係性を巧みにずらしながら、映像、インスタレーション、立体とメディアを自由に横断した作品制作を行なっています。本展では、2019年から続いた長いコロナ禍期間中に体験した神秘的な出来事により、それ以前のモノクロームな映像作品とは印象の異なる、色彩豊かな既製品を使った作品を展示いたします。

インテクストは、グラフィックデザイナーの見増勇介、外山央とプログラマーの真下武久によって構成され、文字や映像、音による情報伝達のあり方を捉え直し、言語や文化に関わるより普遍的なメッセージを生み出すことに関心を持つアーティストです。本展では、これまで文字や言語に関係する様々なプロジェクトを発表してきたインテクストの作品を再構成し、そこから生まれる新たなコミュニケーションの可能性を提示します。

国籍・ジャンル・年齢も異なる5人のアーティストによって思い思いに制作された作品は、新たなギャラリー空間で出会い、不思議と一体感を感じさせるような空気を作り出します。STANDING PINE独自のカラーや世界観を感じながら、当ギャラリーそしてアーティストたちの今後の展開も期待しつつ、ご高覧いただけますと幸いです。

スケジュール

2023年10月14日(土)〜2023年11月18日(土)

開館情報

時間
12:0018:00
休館日
日曜日、月曜日、祝日

オープニングパーティー 2023年10月14日(土) 17:00 から 20:00 まで

入場料無料
展覧会URLhttps://standingpine.jp/exhibitions/31
会場STANDING PINE 東京
https://standingpine.jp/
住所〒140-0002 東京都品川区東品川1-33-10 TERRADA Art Complex Ⅰ 3F
アクセスりんかい線天王洲アイル駅B出口より徒歩9分、東京モノレール天王洲アイル駅南口より徒歩10分、京急本線新馬場駅北口より徒歩9分、JR品川駅港南口より都営バス「天王洲橋」下車徒歩4分
関連画像

各画像をタップすると拡大表示します

0件の投稿

すべて表示

まだコメントはありません