展覧会名は「It’s Not a Cultural Showcase, but a Window to the Soul」(それは文化のショーケースではなく、心の窓)としました。本展では、オフィスビル等のフロアの一角にある「ショーケース」を都心の地域資源としてとらえなおし、IMM東京の展開する公募展会場として活用します。東京のまちなかで「都会にあるエアポケット」と出会い、その出会いが作品のイメージとともに鑑賞者や出展者の記憶の一部となる——そのような、場所と記憶が連鎖(リンケージ)するような公募展を目指します。長くこの地で暮らす住民の人々や、世界各地から集まる人々が目まぐるしく交差する国際都市を舞台に、多様で豊かな生活様式や文化背景、そこにある想いなどを知るきっかけとなり、さまざまなバックグランドをもつ人々がゆるやかにつながる場所となれば幸いです。
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