AND COLLECTION Contemporary Artこの度、AND COLLECTION Contemporary Art ではサッカラーニ愛の個展「祝祭のある日々」を開催いたします。
サッカラーニ愛は油絵を描く父の影響で幼少期から絵に親しみ、日本・イギリス・インドにルーツを持つ。インターナショナルスクールと公立学校の両方で学んだ経験から、多様な文化のなかで感性を育んできた。
幾何学的な形と自然のモチーフを組み合わせ、鮮やかな色彩と力強い筆致によって、画面にリズムと奥行きを生み出す作品を制作。シリーズごとに技法を変化させながら、絵具を削り時間の地層を浮かび上がらせる表現や、石やグリッターを用いて土地の記憶を映し出す試みを行っている。いずれの作品にも通底するのは、「時間と循環」というテーマである。
「祝祭シリーズ」では、作品の中央を貫く一本の縦の線が、画面全体を静かに緊張させる軸として描かれている。それは、過去から現在、そして未来へと連なっていく時間の流れを想起させる。日々の暮らしのなかで、私たちはいつの間にか他者との比較や、目に見えない評価へと意識を向けてしまう。
けれど、この作品の前に立つと、家族との記憶や、静かに積み重ねてきた時間――それぞれにとって身近で、確かなものが、そっと立ち上がってくる。「祝祭」シリーズは、そんな日常の感覚と重なり合うように、描かれている。あなた自身の時間と出会うための、ひとつの祝祭として。
ぜひ会場で、作品が呼び起こす時間の感覚と向き合いながら、それぞれの記憶や経験を重ねてご鑑賞ください。
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