「日本映画と音楽 1950年代から1960年代の作曲家たち」

国立映画アーカイブ
8月23日終了
日本において映画産業が隆盛を極めた1950年代から1960年代にかけて、映画界はさまざまな芸術分野のエキスパートたちに協力を仰ぎ、作品を続々と送り出していました。その最たるものの一つが音楽です。とりわけ、日本で当時活躍した作曲家たちの多くが映画界と手を結び、その繁栄を力強く支えました。作曲家たちにとっても、映画のために音楽を書き下ろす仕事は自らの創作意欲を実践に移すための貴重な機会でもありました。彼らによって映画のために書かれた諸作品は、演奏会用作品とはまた一味違った魅力に溢れています。
本年(2024年)は、團伊玖磨、眞鍋理一郎、斎藤高順といった日本映画に深く関わった作曲家たちが相次いで生誕100年を迎える年でもあります。それを記念して、撮影所システムのもと各社が映画作品を量産していた1950年代から1960年代に映画界で活躍していた作曲家たちを取り上げ、貴重な自筆譜や製作資料などを通じて彼らの功績を顕彰します。
また、本展覧会と連動して大規模な特集上映企画も開催、さらには当館初の試みとなる上映ホールを会場とした演奏会も催すことで、数多の作曲家たちがフィルムに刻み付けた音の軌跡を多面的に体感いただくことができます。日本映画の黄金時代を視覚面・音響面両方から深く味わうことのできるまたとない機会をお楽しみください。

[関連イベント]
1. 演奏会
日時: 2024年5月25日(土) 
会場: 長瀬記念ホール OZU [2階]
指揮: 野村英利
演奏: オーケストラ・トリプティーク(コンサートマスター:三宅政弘)、ドラムス: 重本遼大郎、ほか
合唱: ヒーロー・コーラス
2. 上映企画「日本映画と音楽 1950年代から1960年代の作曲家たち」
会期: 2024年5月25日(土)~7月28日(日)
会場: 長瀬記念ホール OZU [2階]
※イベント詳細・お申し込み方法は公式ホームページよりご確認ください。

スケジュール

開催中

2024年4月9日(火)〜2024年8月23日(金)あと116日

開館情報

時間
11:0018:30
4月26日・5月31日・6月28日・7月26日は11:00〜20:00まで
休館日
月曜日
5月7日から12日は休館
入場料一般 250円、大学生 130円、高校生以下・65歳以上・障害者手帳提示と付き添い1名・キャンパスメンバーズ 無料
展覧会URLhttps://www.nfaj.go.jp/exhibition/japanese-cinema-and-music2024/
会場国立映画アーカイブ
https://www.nfaj.go.jp/
住所〒104-0031 東京都中央区京橋3-7-6
アクセス東京メトロ銀座線京橋駅1番出口より徒歩1分、都営浅草線宝町駅A4出口より徒歩1分、東京メトロ有楽町線銀座一丁目駅7番出口より徒歩5分、JR東京駅八重洲南口より徒歩10分
電話番号050-5541-8600 (ハローダイヤル)
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