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ジュリアン・マーティン + パーヴィス・ヤング 「Love Comes in Colors」
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Julian Martin Untitled 2021 Pastel on paper 28 x 38 cm (11 x 15 in.)
ジュリアン・マーティン + パーヴィス・ヤング 「Love Comes in Colors」
OSCAAR MOULIGNE
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アーティスト
ジュリアン・マーティン、パーヴィス・ヤング
OSCAAR MOULIGNEはこのたびジュリアン・マーティンとパーヴィス・ヤングの二人展「Loves Comes in Colors」を2024年12月26日から2025年3月1日まで開催いたします。日常生活からの観察や、周りの人々や世界とのつながりを感情的に反映し、象徴的なイメージを用いて描く二人のセルフトート(独習)アーティストのドローイング作品を展示いたします。展覧会のタイトルは、同時に展示され、初公開となるジム・ランビーによるマルチブル作品のタイトルから来ています。
ジュリアン・マーティン(1969年生)は、静物画、肖像画、バイオモーフィック(生命体的)抽象画を描いた鮮やかなパステル作品で知られるオーストラリアのアーティストです。2歳のときに自閉症と診断され、正式な美術教育を受けることはありませんでしたが、1989年から現在も通う知的障害を持つアーティストのためのメルボルン拠点の芸術団体「Arts Project Australia」で活動しています。
マーティンの作品は、写真や実物を基に構成され、鮮やかな色彩と豊かな質感を特徴としています。独特で綿密な手法で、柔らかいタッチながら制御されたパステルの筆致が、ベルベットのような質感をもたらし、著名人や政治家、スポーツ選手、さらには自画像といった被写体の大胆な形状を際立たせています。日常的な道具や物も主なイメージの源泉で、それらは簡略化され、形が記号やシンボルとして抽象化されています。
パービス・ヤング(1943年–2010年)は、社会問題に取り組む表現力豊かなドローイング、ペインティング、コラージュで知られるアメリカのアーティストです。ヤングが生涯を過ごしたフロリダ州マイアミのオーバータウン地区(かつて「南部のハーレム」と呼ばれた)の都市文化に触発された作品は、彼の社会正義への闘い、コミュニティへの希望、移民や異質性、生と死の間の微妙な関係性を表現しています。近隣で捨てられた木材やカーペットの切れ端、布、テーブルトップ、古本、廃棄された紙などの素材を拾い、それらをペインティングやアッサンブラージュの作品に使用していました。作品には、自由を象徴する馬、投獄と闘争を示す格子や錠、権力や体制による監視を意味する目など、多数のモチーフや力強いシンボルが登場します。また、信仰、希望、救済を表現するために腕を上げた人物、未来の救済を象徴する妊婦、移動や移民、脱出、可能性を示す船、トラック、列車、鉄道、そして困難な世界における善良さや可能性を象徴する天使や大きな浮かぶ頭部が描かれています。
ヤングは幼い頃から叔父に絵を教わりましたが、正式な美術教育を受けることはありませんでした。10代の頃、住居侵入罪で服役中に、絵を描き始め、ゴーギャン、ゴッホ、エル・グレコ、レンブラントなどの巨匠の作品を研究しました。釈放後も、美術史の独学を続け、公共図書館で長時間過ごし、美術書に没頭しました。また、何千枚もの小さな絵を描き始め、1971年にオーバータウン地区に定住しました。ヤングは街中の日常だけでなく、歴史的なドキュメンタリーからもインスピレーションを受け、ベトナム戦争についてテレビで目撃した悲劇に応答したいという願望も表明しました。さらに、1960年代後半に広まった活動家による壁画、特にシカゴのブラックアート運動のメンバーによる「ウォール・オブ・リスペクト」から影響を受け、1972年には自身の壁画を制作しました。オーバータウンのグッドブレッド・アレイにある空き店舗の壁を、街で見つけた素材を用いた無数のペインティングで覆い、大規模なパノラマ作品を作り上げました。この壁画は地元メディアから大きな注目を集め、1990年代にはアメリカ全体での評価を受けるようになりました。1999年にはヤングのスタジオにあった約3,000点の作品がマイアミのルベル・ファミリー・コレクションに収蔵されたことで、彼の名声はさらに高まりました。
ヤングの極めて個人的な図像学は、霊的であり、かつ先見的であるといえます。象徴的なイメージと絵画的表現の直接的な言語を通じて、ヤングは幾何学的とジェスチャー的、頭部の大きさと人物の小ささ、鮮やかな色彩と深い黒さなど、複雑な対比を作り出しました。アッサンブラージュは、生々しい感情を呼び起こし、ヤング自身の言葉「心にあるものを描きたい」という切実な欲求を反映しています。
色、線、形、構図における革新的なスタイルを通じて、二人のアーティストは、それぞれ独自のビジョンを世界に伝えるという強烈なエネルギーを共有しています。共に、芸術が持つ変革の力と、愛と希望の媒介としての役割を訴えています。
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スケジュール
2024年12月26日(木)〜2025年3月1日(土)
開館情報
時間
11:00 〜 17:00
休館日
日曜日、月曜日
12月29日〜1月11日は休廊
入場料
無料
展覧会URL
https://oscaarmouligne.com/exhibitions/lovecomesincolors/
会場
OSCAAR MOULIGNE
https://oscaarmouligne.com/
住所
〒603-8232 京都府京都市北区紫野東野町1
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アクセス
地下鉄烏丸線北大路駅より京都市バス「建勲神社前」下車徒歩1分
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