神奈川芸術劇場KAAT神奈川芸術劇場の劇場空間と現代美術の融合による新しい表現を展開するKAAT独自の企画シリーズ「KAAT EXHIBITION」。10回目は、“いびつに絡まりあう生命”をテーマに作品を制作している大小島真木による劇場初の個展です。
母体の胎児を包んでいる羊膜と胎盤は、日本語の古語において「胞衣(えな)」と呼ばれていました。胞衣はまた、再生のシンボルとして、そして生死を超えて私たちを包みこむこの世界そのもののメタファーとして、世界各地で信仰されてきました。本展のタイトルである「あなたの胞衣はどこに埋まっていますか?」は、メキシコの先住民セリ族が出身地を尋ねるときに用いる慣用句。胞衣とは、私たちがかつていた場所、そしてまた、やがて還りゆく場所でもあります。
本展では会場全体を巨大な胞衣に見立て、その内奥に「祈り」の場を立ち上げています。「祈り」――それは、“私たちの死”をあらかじめ荘厳すること、そこに小さな明かりをいっせいに灯すこと―― 大小島はそう考えています。
[関連イベント]
1. パフォーマンス 松岡 大「胞衣|Ena」
日時: 9月27日(土)12:30 - 12:50/17:00 - 17:20
出演: 松岡 大(山海塾 舞踏手)
2. アーティストトーク
日時: 10月4日(土)16:30 - 17:30
出演: 大小島真木、辻陽介、長塚圭史(KAAT神奈川芸術劇場芸術監督)
定員: 30名(9月10日申込開始・事前予約優先・当日参加も可)
3. フィナーレイベント 大小島真木×遠野巡灯篭木 張山しし踊り「雌じし狂い」
日時: 10月19日(日)17:30 - 18:30
出演: 張山しし踊り(遠野郷早池峰しし踊り張山保存会)、Yosi Horikawa & Daisuke Tanabe
※イベント詳細・お申し込み方法は公式ホームページよりご確認ください。
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