菅原果歩「分け入る森」

BIYONG POINT

終了しました

アーティスト

菅原果歩

野鳥を対象に長期に渡り、フィールドワークや撮影を行なう菅原果歩（秋田公立美術大学アーツ&ルーツ専攻4年）の制作の変遷を辿っていく本展覧会。
菅原の活動は地元・秋田からはじまります。そこからフィールドを変え、山形県・飛島で撮影したことをきっかけに、『なぜ鳥が好きなのか。何のために撮るのか』という問いを抱きました。
鳥との関わりの中で、自分のルーツを探求し、本展でひとつの答えを提示します。自らの五感で鳥を探すこと。一瞬の出会いをシャッターにおさめること。そこから生まれた作品には菅原のみつけた「ユートピア」が広がっています。また写真一枚一枚に合わせて、菅原にとっての「ユートピア」が紙に浮き出るように様々なプリント方法を実験しています。
本展では、身近な自然の象徴としてカラスを撮影した「青い鳥シリーズ」をはじめ、撮影するまでの道中の様子を細かに記した本を展示します。

スケジュール

2022年9月24日(土)〜2022年10月30日(日)