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三宅感 「無色の人」

越後妻有里山現代美術館 MonET
終了しました

アーティスト

三宅感
「雪像は無色だからこそ、色々な想いを持つ他人同士を家族のようにまとめる力があるのではないか。」
雪まつりの日にはじめて十日町を訪れた三宅は、夜の闇に照らされ、ほほえましくもどこか神々しく、”聖と俗の二重写し”のようにも映る雪像の制作プロセスをそのように捉えた。
美術制作の傍ら重度身体障害者の訪問ヘルパーとして働く三宅は、介助現場で様々な家族の日常に入り込む中で、雪のように独自の色を排除した「無色透明」となることこそが、他人同士を繋ぐ役割を果たせるのではと考えるようになったという。
彼が扱うモチーフは、家族、身体介護など生活そのものに根ざしたものが中心だ。本展のタイトルでもある「無色の人」は、どんな色にも染まることができる、まっさらでニュートラルな立場。それは、これらのモチーフとなった人々の人生でもあり、介助の現場での三宅の姿とも捉えることができる。

本展では、2016年に岡本太郎賞の大賞を受賞した4メートルを超える色鮮やかな巨大壁画≪青空があるでしょう≫と併せて、三宅の初めての試みとなる無色の連作レリーフを展示する。色のない世界に一変する冬の十日町で、極彩色による過去作との対比をぜひご覧ください。

スケジュール

2025年1月25日(土)〜2025年3月23日(日)

開館情報

時間
10:0017:00
休館日
水曜日
入場料一般 1200円、中学生・小学生 600円、または「越後妻有の冬 2025」共通チケット
※料金には、越後妻有里山現代美術館 MonET常設展示と企画展示鑑賞料含む。
展覧会URLhttps://www.echigo-tsumari.jp/event/20250125-20250323/
会場越後妻有里山現代美術館 MonET
https://www.echigo-tsumari.jp/
住所〒948-0003 新潟県十日町市本町6-1-71-2
アクセスJR飯山線・ほくほく線十日町駅東口より徒歩11分、ほくほく線しんざ駅より徒歩11分
電話番号025-761-7767
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