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(左)『伊勢物語』〔慶長13年(1608)〕刊、嵯峨本第2種本、2巻存上1冊(右)『伊勢物語』〔元和寛永頃〕刊、2巻2冊、飯沼観音圓福寺蔵(撮影:村松桂(株式会社カロワークス))

「慶應義塾ミュージアム・コモンズ×飯沼観音圓福寺 嵯峨本の誘惑:豪華活字本にみた夢」

慶應義塾ミュージアム・コモンズ
終了しました
日本の出版史上最も美しい書物とも称される「嵯峨本」。色鮮やかな料紙、きらきら光る地模様、斬新な挿絵に端麗な活字を伴わせるなどして、古典文学の世界をきらびやかに描き出したこの書物群は、京都・嵯峨の豪商、角倉素庵によって刊行されたと考えられています。膨大な手間と高度な技術を惜しみなく注いで作られた嵯峨本は、まさに芸術品であり、新たに始まった泰平の時代を謳歌する人々の、本作りへの情熱と好奇心を今日に伝えています。

本展では、世界有数の嵯峨本の所蔵数を誇る、千葉県銚子市・飯沼観音圓福寺の多彩なコレクションを中心に、慶應義塾が所蔵する貴重な蔵書も加えて、その美しさや面白さを実感いただくとともに、いまだに謎多き嵯峨本をめぐる研究の最前線をご紹介いたします。

スケジュール

2025年9月30日(火)〜2025年11月28日(金)

開館情報

時間
11:0018:00
休館日
土曜日、日曜日、祝日
10月4日、11月15日は開館
10月6日、11月17日は休館
入場料無料
展覧会URLhttps://kemco.keio.ac.jp/all-post/20250930/
会場慶應義塾ミュージアム・コモンズ
https://kemco.keio.ac.jp/
住所〒108-8345 東京都港区三田2-15-45
アクセス都営浅草線・三田線三田駅A3出口より徒歩6分、JR山手線・京浜東北線田町駅三田口(西口)より徒歩8分
電話番号03-5427-2021
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