艸居この度、⾋居と⾋居アネックスにて「三島喜美代 個展」を開催いたします。⾋居と⾋居アネックスの2会場での展⽰となります。会期は2⽉15⽇(⽊)〜4⽉17⽇(⽔)です。⾋居、⾋居アネックス、SOKYO ASTUMI(天王洲)、SOKYO LISBON(リスボン、ポルトガル)、海外アートフェアでの個展に引き続き、本展は10回⽬となります。
具象絵画から始まり、抽象絵画、コラージュ、エッチング、彫刻、陶、⼤規模なインスタレーションなど多種多様な媒体を介して、⽇本の⾼度経済成⻑によって⼤量に消費されたゴミや、氾濫する情報社会への「恐怖感」や「不安感」を作品にしてきました。60代後半からはその「恐怖感」を、落とすと粉々に割れてしまうエフェメラルな性質を持つ陶で表現し、三島のゴミに対する「危機感」をよりリアルに表現します。70年以降は陶を⽤いて、空き⽸や段ボール箱、コミックブックなどの代表作を発表してきました。
⾋居では、溶融スラグで制作した⼤型作品《Work2003 (Newspaper)》2点を中⼼に、新作の陶作品を展⽰いたします。《Work2003 (Newspaper)》はコマーシャル・ギャラリーでは初の展⽰となります。三島は作品を巨⼤化させることに、クレス・オルデンバーグなどの影響はなかったと⾔います。
⾋居アネックスでは、平⾯作品《モノローグ》シリーズを5点展⽰いたします。⽤を成した新聞、LIFE Magazine、そのほか蚊帳や布団などの⾝近なゴミ使ったコラージュなど、⼀般に良く知られている平⾯作品とは全く趣向を異にする「⼈体シリーズ」で、数点は今展が初公開となります。師でもあり伴侶でもあった茂司の「ずっと続けていればいつか⼥性として認められる時代が来る」という⾔葉を信じてひたすら制作に打ち込んできた三島。⽇本⼈⼥性という観点からどのように社会を⾒つめ、⾃⾝の⽣活を記録してきたか、新たな視点で三島作品を紐解く機会になれば幸いです。
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