gallery ON THE HILL フォローする
東京代官山のgallery ON THE HILL(一般社団法人オンザヒル)は、2025年12月17日(水)から12月26日(金)まで、代官山ヒルサイドテラス・ヒルサイドフォーラムにて、三重県四日市市を拠点に活動する陶芸家・造形作家 内田鋼一による個展『あそぶ』を開催します。 当ギャラリーでの内田の個展は今回で5回目となり、新作の平面・立体と共に、作家の古物蒐集コレクションから『あそぶ』をテーマにキュレーションしたオブジェもご紹介します。 本展はタイトルを『あそぶ』と題し、新作の平面・立体作品に加え、内田が長年かけて蒐集してきた遊具の古物コレクションをご紹介します。作家が素材とともに「遊んだかたち」と、時間をかけて選び抜いた「遊ぶためのかたち」。内田のふたつの好奇心が交わる空間を展開します。 内田はこれまでも、平面作品や器に施すスクラッチなどで、その時の感覚やインスピレーションを即興的な軌跡で描いてきました。創作時に流れている音楽、食べたものや飲んだもの、その時に感じた気分を刻んだ痕跡は、作家の自由気ままな遊び心を体現しています。 今回発表する新作では、陶芸技法的にはタブーとされる所作にあえて目を向け、成形した生地を自由に掴み、置くといった行為を通じて、ルールから逸脱することで生まれる造形を模索します。動きの偶然性にまかせて育まれたかたちは、内田の好奇心やユーモアを映し出し、土と作家が楽しく呼応するような躍動感を感じさせます。 また、古物のキュレーション展示では、内田が30年にわたって蒐集してきた、ブランコ、滑り台、ペダルカー、ブリキの玩具、グローブなどの遊具が一堂に並びます。これらのコレクションは、国内外の蚤の市や骨董市から、さらには古い家の解体現場などから集められ、かつて誰かの成長を共にした背景をもちながらも、内田の目を通して再び意味を帯びたものたちです。作家の創作の糧にもなったこれらのオブジェは、時の経過によって醸し出されたノスタルジックな艶と味わいを宿しています。 表現者として本気で「遊び」と向き合う内田鋼一の眼差しは、観る人にワクワクと胸が高鳴るような、 自由な発想のきっかけを与えてくれるでしょう。豊かな想像力が満ちる空間を、ぜひ会場でご体感ください。
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