「辻邦生生誕100年 辻邦生と辻佐保子 ふたりが見つめた光」

清須市はるひ美術館
2月23日終了
辻邦生(1925–1999)は、小説家、フランス文学者として数々の歴史小説を手掛け、代表作『背教者ユリアヌス』、『春の戴冠』、『西行花伝』などは今も多くの読者を魅了しています。辻佐保子(1930–2011)は、美術史家として特にビザンティン、ロマネスク美術研究において業績を残し、大学教員として後進の研究者たちに多大な影響を与えました。邦生と佐保子はおしどり夫婦としても知られ、1957年のフランス留学をはじめ欧州を中心にたびたび取材旅行をともにしました。残された旅の記録からは、ふたりの親密な様子だけでなく、お互いの仕事に対する深い信頼と敬意を感じることができるでしょう。また、邦生は琵琶弾奏家の辻靖剛を父に、佐保子は工芸作家の後藤科子を母にもち、それぞれの出自からも創造的な営みが身近にあったことがうかがえます。 本展では、文学と美術史という異なる分野で活躍した邦生、佐保子の仕事にまつわる品々をはじめ、海外取材で撮影した写真やスケッチ、留学中から描き合った絵手紙「MANGUA(マンガ)」などを紹介し、ふたりの間で紡がれた豊かな時間をたどります。 また、幼少の頃一時期を名古屋で過ごした邦生と、名古屋で生まれ育った佐保子の地域や家族との繋がりにふれる品も特別に展示します。

スケジュール

開催中

2025年12月13日(土)〜2026年2月23日(月)あと71日

開館情報

時間
10:0019:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
年末年始休館(12月29日〜1月3日)
入場料一般 500円、中学生以下 無料
展覧会URLhttps://www.museum-kiyosu.jp/rental_gallery/exhibition/tsujikunio/
会場清須市はるひ美術館
http://www.museum-kiyosu.jp/
住所〒452-0961 愛知県清須市春日夢の森1
アクセスJR東海道本線清洲駅より徒歩20分、JR清洲駅よりきよすあしがるバス45分「夢広場はるひ」下車、JR東海道本線稲沢駅西口よりタクシー10分、名鉄名古屋本線新清洲駅東口よりタクシー10分
電話番号052-401-3881
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