クニト「焼成隕石Ⅱ」

ギャラリー58

明日から

アーティスト

クニト

クニトは1981年奈良県生まれ。2007年に金沢美術工芸大学大学院美術工芸研究科修士課程工芸専攻陶磁コースを修了し、18年に同大学大学院美術工芸研究科博士後期課程美術研究領域彫刻分野を修了。樹脂や布、陶、光、ガラスなど様々な素材を用いて、物事の二面性といった感覚的なものや、非物質的なものを可視化させるインスタレーション、彫刻を発表しています。

スパイラルで開催された「SICF24」EXHIBITION部門において、出展クリエイター100組の中からグランプリに選ばれ、2024年にスパイラルガーデンにて個展「焼成隕石」を開催。宇宙から地球に粘土を落としたら、大気圏突入時の圧縮熱で焼成される、というイメージを起点に、FRPによる独創的な立体作品を発表し、壮大なアイデアとそれを作品に仕上げるための高い技術や完成度が高く評価されました。

本展「焼成隕石Ⅱ」では、「人が宇宙に当たり前のように行ける未来の芸術文化」というテーマで、宇宙から地球に向かって粘土の塊を投げ落とし、大気圏突入時の熱で焼成した多彩な陶芸が地上に降り注ぐというイメージを、FRP（プラスチック素材）を用いて表現します。様々な星の土やガスが粘土の成分となれば、その星の特徴を持った陶芸が焼成される、そんな想像のもと、独創的な立体作品を展示します。

スケジュール

2025年12月15日(月)〜2025年12月20日(土)