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藤生恭平 「穴の空いた容器 #2」
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藤生恭平 「穴の空いた容器 #2」
千鳥文化
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アーティスト
藤生恭平
藤生恭平の実践は、地図における沈黙から始まる。都市空間を覆う均質な可視性を攪乱し、そこに潜む非公式の秩序と循環を露呈させる試みである。地図が指し示すのは、あくまで制度化された都市の表層に過ぎない。藤生が注視するのは、その陰で機能する別の層──崩壊しつつある建築の断片、仮設の宣伝バナーに覆われた建設現場、そして廃棄と再利用を反復するインフォーマルな経済の動線である。
また本プロジェクトにおいて藤生は、トルコにおける固有のナヴィゲーション文化と接続する。そこでは、方向は地図やデータではなく、身振りや語り、寄り道を含む身体的な伝達によって成立する。このローカルな知のネットワークは、近代都市計画の可視的秩序に対するオルタナティブとして現れる。
こうした現象に対する藤生の介入は、廃棄物回収者「チェッキチェッキ」への参加によって具体化される。彼らと同様に収集された廃材や段ボールは、仮設の構造体として組み上げられ、再び解体され、循環に戻される。
《Container with Hole #2》では、こうしたリサーチと実践の痕跡が、書籍と展示という二重のアーカイブへと展開される。会場には、ゴミ箱から生え出た段ボールの建物、風景に隠れたレイヤーを行き来する写真作品、かつて覆い隠されていた宣伝バナーに包まれた煉瓦が立ち現れる。いずれもイスタンブールの路上から持ち帰られた素材であり、都市の循環の痕跡をそのまま抱えている。藤生はこれらを通じ 、穴を開け、当たり前を裏返し、期待をずらしながら、都市の隠れた物語を軽やかな遊びに変換する。
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スケジュール
2025年9月18日(木)〜2025年9月23日(火)
開館情報
時間
11:30 〜 18:00
入場料
無料
展覧会URL
http://chidoribunka.jp/2025-9-18-23『穴の空いた容器-2』藤生恭平/
会場
千鳥文化
http://chidoribunka.jp/
住所
〒559-0011 大阪府大阪市住之江区北加賀屋5-2-28
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アクセス
地下鉄四つ橋線北加賀屋駅4番出口より徒歩4分
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