新宿眼科画廊アーティスト
相沢僚一、ク渦群、宏美、藤城嘘、藤山恵太、中風森滋
この度「大きい絵」展を企画しました。
「大きい絵」の条件として、「一辺が1.5メートル以上である」としてみました。1メートルほどの作品は個展などでよく見かけますが、1.5メートル以上になると余程規模が大きい個展か、公募展、美術館くらいでしか見かけることがありません。
美術大学に通っていれば、殆どの大学が卒業制作でF100号(1303×1621mm)以上の作品を提出することが求められるため、卒業時に一度は大きい作品を描くことがあると思います。しかし大学を卒業してしまうと大きい作品を制作する機会は、自主的に大きい作品を作ろうという意識が作家に無ければ、展示会場の広さや自室の制作スペースの都合などもあり、なかなか実現しません。
そもそも大きいサイズの絵は、日本の住宅では飾る場所がないのでアート市場においては求められることが少ないと言われています。マーケティングを意識して制作するなら、作品はF30号(910×727mm)までが好まれます。しかし、海外では1メートル以上の作品も求められますし、美術館で展示となると2メートルや4メートルの作品も必要になります。
キャラクターを用いた作品は、コミックマーケットの文化がベースにあるためか手に取りやすいサイズの作品が多い傾向にあります。しかしアートの文脈として、海外で語られるとき、美術館などで紹介されるとき、必ず大きい作品が必要になってきます。キャラクターを用いた作品を単に「キャラクターが描かれた絵」として終わらせないために大きい絵を制作する必要があると感じ、この展示を企画しました。絵画としてのキャラクターを感じて頂ければ幸いです。
会場: スペースM、S、E
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