プリントギャラリーでは、ニューヨークを拠点に活動するアネシュカ・ミナジーコヴァーとマレク・ネデルカが主宰するLetter Booksによる展覧会「最も難しい文字」を開催します。「Ř」は、あどけない子どもから「ちゃんとした人間」へと成長するまでに、チェコの子どもなら誰しもが格闘することになる文字です。他の言語にはほぼ見られない、文字(文字素)であると同時に音(音素)でもあり、文章の途中でつまずかせる小さな引っかかりのような存在です。多くの人が言語療法の場で「tři sta třicet tři stříbrných stříkaček(チェコ語の早口言葉)」と繰り返し練習する羽目になる理由でもあります。苦労は大人になってからも続きます。オンライン上の何千ものフォントでは、デザイナーが描く手間を面倒に思った結果、řはひっそりと .notdefの四角形(いわゆる「豆腐」文字)に置き換えられてしまうのです。
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