“Prayer” 2025 | watercolor and pencil on paper | 248 × 210 mm © Liam Ó Maonlaí, courtesy KANA KAWANISHI GALLERY

リアム・オ・メンリィ 「Prayer」

KANA KAWANISHI GALLERY
12月27日終了

アーティスト

リアム・オ・メンリィ
KANA KAWANISHI GALLERYは、2025年11月28日(金)よりリアム・オ・メンリィ個展 『Prayer』を開催いたします。​

リアム・オ・メンリィは、1964年アイルランド・ダブリン生まれ。故郷アイルランドをはじめ、マリ、エチオピア、ケニア、チベット、インド、オーストラリア、スペイン、フランス、そして日本など世界各地のミュージシャン、あるいはそこで暮らす人々とも交流を広げ、各地の文化を吸収しながら、風のように自由に、音楽表現を続けるアーティストです。

​​同郷であるU2のボノことポール・デイヴィッド・ヒューソンから「世界一のホワイト・ソウル・シンガー」と称され、フジロックフェスティバル(2025年、2019年、他多数)に度々出演し、ピアノ、ギター、バウロン(アイリッシュドラム)、アイリッシュハープを弾きこなすマルチプレイヤーとしても知られるオ・メンリィが、初めて絵筆を執ったのはピアノと出会った頃、つまり幼少期の原風景にまで遡ると語ります。

「絵の原風景でいうと、母が俳優業でいそがしいときに通っていた保育園の記憶、あと5歳くらいのインファントスクール(小学校低学年期)の記憶がある。他のことを学んでいるさなか、颯爽と予告なく現れるある女性がいて、『犬はこう』『カウボーイはこんな感じ』『象はこうやって描くの』と黒板にさっと描き上げては、いなくなるあの人は、誰だったんだろう...。そしてある日、泳いでいる犬を描いた。水を描いた。手応えがあった。自分の表現だ、と思った。それからずっと、描いている。」

音楽表現の傍らには常に画材とスケッチブックを携え、音楽表現と並行し、絵画制作をつづけてきたオ・メンリィ。音楽表現においては、アイルランド人としてのアイデンティティを深く自覚し、祖先から受け継いできたルーツであるゲール語を大切に守りながら、世界各地の文化と呼応するように、魂を解放しながら、奏でてきました。

絵画制作においては、根源的な抽象世界から色彩をすくいとるかのようです。本展では、ダブリンのアトリエで何十年にも渡り描き続けてきた絵画作品に加え、2025年夏に来日時に描きおろしたセルフポートレートや、抽象的な風景画、心象風景を描いたような抽象画などで構成するとともに、ギャラリー内でも新作を滞在制作予定です。

「物心ついたときから描く楽しみとともに歩んできました。描くことは、私にとって大きな安らぎと喜びの源です。自分の作品を展示することはめったにありません。心のやすらぎと喜びを感じています。祈るような気持ちです。」

17年振りにリリースとなったソロアルバム「PRAYER/URNAÍ」と合わせ、コマーシャルギャラリーでの初個展となる本展『Prayer』を、是非お見逃しなくご高覧ください。

スケジュール

開催中

2025年11月28日(金)〜2025年12月27日(土)あと10日

開館情報

時間
13:0018:00
休館日
月曜日、火曜日、日曜日、祝日
※臨時休廊:12月11日〜13日
入場料無料
展覧会URLhttps://www.kanakawanishi.com/exhibition-059-liam-o-maonlai
会場KANA KAWANISHI GALLERY
http://www.kanakawanishi.com/
住所〒135-0021 東京都江東区白河4-7-6 白河和楽ビル 1F
アクセス東京メトロ半蔵門線清澄白河駅B2出口より徒歩9分、都営新宿線菊川駅A4出口より徒歩9分、都営大江戸線清澄白河駅A3出口より徒歩14分
電話番号03-5843-9128
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