Akio Nagasawa Gallery Ginzaこのたび、Akio Nagasawa Gallery Ginzaでは、中国の現代写真を代表する写真家リン・チーペン(aka No.223)の個展「223 BY 223」を開催いたします。
リン・チーペンは、2019年にAkio Nagasawa Gallery Aoyamaにて⽇本初個展を開催しました。⼆回⽬の開催となる本展は、Akio Nagasawa Gallery Ginzaにて未発表作品を中⼼に構成されます。また、開催にあわせて、Akio Nagasawa Publishingより写真集『223 BY 223』Vol.1を刊⾏いたします。本シリーズは今後も不定期刊⾏を予定しており、Vol.2も年内に発売予定です。
リン・チーペンは、1979年中国・広東省⽣まれ。現在は北京を拠点に、写真家・フリーランスライターとして活動しています。2003年より⾃⾝のブログで写真と短いテキストを発表し、2004年から本格的に写真を撮り始めました。インディペンデント雑誌の編集・出版やファッション撮影など幅広く活動し、中国の若い世代に⼤きな影響を与えています。親しい友⼈や⾝近な⼈々を主な被写体に収めた作品群は、現代中国の若者の⽣活や⽂化を率直に映し出します。そのイメージは時にエロティックに⾒えますが、作家⾃⾝はそれを故意に切り取っているのではなく、⾷べることや眠ることと同様に、⽇常の⼀部であり⼤切なこととして捉えています。リン・チーペンが「No.223」(映画『恋する惑星』[1994年、ウォン・カーウァイ監督]に由来)という名義で活動してきた背景には、中国において性的表現に対する規制が厳しいという社会状況があります。⼀⽅で、北京のアートシーンは表現に対して⽐較的開かれており活動の継続に⼤きな困難は感じていないと作家は話します。
近年はヨーロッパおよび中国を中⼼に国内外で精⼒的に作品を発表しており、写真集『Amour Défendu』(2025年、Akio Nagasawa Publishing)は昨年の〈パリ・フォト〉でも⼤きな注⽬を集めました。リン・チーペンが⼀貫して⾒つめてきた現代中国の若者たちの親密な⽇常と、その時代の空気を⾊濃く映し出す最新作を、この機会にぜひご⾼覧ください。
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