金沢21世紀美術館アーティスト
エル・アナツイ、 ティファニー・チュン、 サム・フォールズ、ミルディンギンガティ・ジュワンダ・サリー・ガボリ、 マルグリット・ユモー マーク・マンダース、 ガブリエラ・マンガーノ&シルヴァーナ・マンガーノ、 大巻伸嗣、エンリケ・オリヴェイラ、 オクサナ・パサイコ、 ユージニア・ラスコプロス、SUPERFLEX、 サラ・ジー、 ジュディ・ワトソン、 八木夕菜、横山奈美
芸術家たちが作品制作の基本要素として線をどのように使っているか、線がどのように意味、動き、感情を伝えることができるかについて探究する展覧会です。芸術的実践と生態系システムの両方に内在する流動性や、言語、自然界における役割など、線のさまざまな側面を探求し、線が私たちの生活や人間関係をどのように形作っているか、作品を通じて考える場とします。芸術表現において、線は単なる静的なマークではなく、アーティストの動きや意図を捉える動的なジェスチャーであり、異なる空間や概念の間の境界線や交差点を画定するものです。線は内と外、過去と現在、自己と他者の境界を、時には厳格に、或いは曖昧にし、様々な現象の相互関連性と相互依存性にも関係します。線を「間にある」存在として考察することで、私たちの経験、つながり、世界に対する認識を形成する線の多面的で発展的な性質についての考察も可能です。また、世界と関わり、世界に参加する方法としてのアートに焦点を与え、生きるためにさまざまな亀裂を縫い続けていく現代という時代もその先に見えてくるのではないでしょうか。現在進行中の「なりゆき」のプロセスも含め、作品の中に様々な「線」を見出し、シンプルな線から複雑で複層的な線の絡み合いを見つけてみましょう。人間の創造的実践をより広範な文脈の中に統合すること、世界を個別の実体の集合体としてではなく、相互に結びついた生態系のプロセスの網の目として考える展覧会です。
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