終了した展覧会・イベントです

「喪失と再生のアートラボ」

北千住BUoY
終了しました

アーティスト

あかねい、小林ひでと、清水ミサ、中山春佳、南晶乃、清水伶
美術家・映像作家の清水伶(シミズリョウ)が5名の喪失当事者と作り上げた現代アート展覧会。喪失を抱えた人の語られなかった声は、どこへ行ってしまうのか?その声を、表現してみたらどんな化学反応が起こるのだろうか?そんな問いから、このアートラボが生まれました。

清水伶は自死遺族としての体験から、さまざまな喪失をテーマに作品をつくってきました。2025年2月に開催した展覧会《あなたがいない「   」を、どう埋めるかさがしています》では、死別や身体機能の喪失、尊厳その喪失など、さまざまな喪失当事者にインタビューを行い、その声を映像として展示しました。語られなかった声を出すことで、今を生きることを再確認できる、そんな効果に気づいた清水は、表現することで「もう一度生きることを構築し直せるのでは」という仮説を立てます。
自らの哀しみを掘り起こすのは辛い作業でもあり、危険なことでもあります。それをあえてしながら作品化して行くことに賛同してくれた5人とともに、「喪失と再生のアートラボ」が立ち上がります。彼・彼女らは職業も年齢も異なる、アーティストとは名乗っていない人たちです。しかし、さまざまなワークショップを通して表現する自分なりの方法を見つけて皆さんの前に発表します。

この試みは、ただ個人の哀しみを共有しようというものではありません。「なぜこの社会は、喪失を語ることを許さないのか」「私たちは、どのように共に生きていけるのか」そんな問いを持ち寄った実験となります。
この展覧会は、5人にとって「作家としてのデビューの場」であり、清水を含む6名による、小さな“ラボ”の公開研究発表です。正解はありません。けれど、誰かが声にならない痛みを訴えられる、そしてそれを受け入れられる社会を目指して、私たちはこの場をひらきたいと思っています。どうか、この挑戦を一緒に支えてください。そしてあなたのまわりにも、この活動を伝えていただけたら嬉しいです。

スケジュール

2025年11月22日(土)〜2025年11月24日(月)

開館情報

時間
10:0020:00
最終日は18:00まで
入場料無料
展覧会URLhttps://voidarts.org/artlab2025/
会場北千住BUoY
http://buoy.or.jp/
住所〒120-0036 東京都足立区千住仲町49-11
アクセス東京メトロ千代田線・日比谷線北千住駅1番出口より徒歩6分、JR常磐線・東武スカイツリーライン北千住駅仲町出口より徒歩8分、京成本線千住大橋駅より徒歩10分
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