ハオ・ジンバン(郝敬班) 《見届ける者として》 2025年 3チャンネル・ビデオ・インスタレーション 54分41秒 Courtesy:Blindspot Gallery

「MAMコレクション021: ハオ・ジンバン(郝敬班)」

森美術館
3月29日終了予約優先制

アーティスト

ハオ・ジンバン(郝敬班)
ハオ・ジンバン(郝敬班、1985年中国山西省生まれ、雲南省在住)は、歴史のリサーチに基づく映像作品を通して現在と過去の変化や距離を探求するアーティストです。その実践は、アーカイブの調査研究、個人へのインタビュー、そしてパフォーマンスを中心とし、個人や集合体に宿る物語に迫るドキュメンタリーの形式をとりながら、歴史の影に隠れた複雑な現実を可視化させます。過去には、文化大革命前後に流行した北京における社交ダンスや1930年代の中国東北地方の映画を題材に、複雑な歴史、社会運動、そして文化批評の視点を映像作品に投影してきました。近年では、新型コロナウイルスによるパンデミック、ブラック・ライブズ・マターなど、現代における政治的状況と民衆の心理的影響を鋭く観察し、批評的な視点から作品を掘り下げています。

2021年に、スペインのバルセロナに拠点を置くハン・ネフケンス財団と、森美術館、M+(香港)、シンガポール美術館が共同で創設した「ムービング・イメージ・コミッション」において、2023年の受賞アーティストとしてハオ・ジンバンが選ばれました。本展では、愛する人を失った人々の「喪の感情」を身体的なパフォーマンスを通じて再現し、象徴的な哀悼の表現を身体で探求する、3チャンネル・ビデオ・インスタレーションの最新作《見届ける者として》をご紹介します。

※《見届ける者として》はハン・ネフケンス財団、森美術館、M+、シンガポール美術館による共同コミッション作品です。

スケジュール

開催中

2025年12月3日(水)〜2026年3月29日(日)あと114日

予約優先制

開館情報

時間
10:0022:00
火曜日は17:00まで
12月8日は17:00まで
12月30日は22:00まで
入場料[平日] 一般 2000円、大学生・高校生 1400円、65歳以上 1700円、中学生以下 無料
[土曜日・日曜日・休日] 一般 2200円、大学生・高校生 1500円、65歳以上 1900円、中学生以下 無料
展覧会URLhttps://www.mori.art.museum/jp/exhibitions/mamcollection021/index.html
会場森美術館
https://www.mori.art.museum/
住所東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー 53F
アクセス東京メトロ日比谷線六本木駅1C出口より徒歩3分(コンコースにて直結)、都営大江戸線六本木駅3番出口より徒歩6分、JR渋谷駅より都営バス「六本木ヒルズ」下車すぐ
電話番号050-5541-8600 (ハローダイヤル)
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